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戦闘機について。
初めて質問させて頂きます。 katsukoと申します。 今回、質問したいのは戦闘機に乗った際の人体に及ぼす影響についてなのですが、戦闘機のスピードが音速・超音速に達した時、人体にはどの様な影響があるのでしょうか? 気持ちが悪くなる、などテレビ番組などで見た事があるのですが、何故なのでしょうか? 独自に調べ始めたばかりで、まだまだ無知に近い状態です。 酸素はどうやって搭載しているのか、重力にはどう耐えているのか、視界は地上と比べると狭まっているのか、など上げ出すときりがない程に知りたい事、調べたい事は山積みですが、まずはその人体への影響が気になったので質問させて頂きます。 蛇足ではありますが、創作小説の題材に使いたく戦闘機の仕組みなどを調べてみたらどんどんと興味がわいてきて、ふと疑問に思い質問に至りました。 世界観にリアリティを出したくて、色々な知識が欲しいのです。 ご存知の方がいらっしゃいましたらお教え下さい。 初歩的な質問ですが宜しくお願い致します。 では、長文失礼しました。 カテゴリーを何処に分ければいいか分からなかったので、生物学にしました。違っていましたら申し訳ありません。
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影響があるのは大きく加速度、気圧、紫外線の3つです。 1.加速度 車を急発進すると背中が椅子に押し付けられます。 それが何分も続くと流石に疲れるでしょうが、戦闘機の加速度は旋回時に問題になります。 (絶叫マシンの様なもの) 右に曲がるときは自転車の様に、機体を右に倒して、足が外側になる様に旋回します。 このとき最大「8G」の加速度が「下向き」にかかります。 血液が足に集中するので「立ちくらみ」をおこします。 これを防ぐためズボンの下に血圧計のバンドの様な装置を付けて脚を圧迫します。 これが「Gスーツ」です。 手足抹消の毛細血管が破裂してどす黒く腫れることもあります。 また、長く乗っていると首や背骨を痛めることが多いです。 参考までに ・しまえんの「シャトルループ」が6G ・大阪エキスポランドの「ダイダラザウルス」が5.6G ・那須ハイランドパークのコースターが5G (いずれも一番「きつい」時) ですので参考に乗ってみてはいかがでしょうか? パイロットは息が出来ない様な状態で「パソコンの操作」みたいな事をやっています。 2.気圧 気圧は肺が酸素を吸収するのに必要です。 また、急に減圧すると血液中に溶け込んだ窒素等が気泡化してしまいます。 旅客機では機内を予圧しますが、戦闘機では弾丸が当たることを考慮して、密閉したスーツを着てスーツ内を与圧します。(与圧服) 「高高度戦闘」を設定するならその辺の配慮も必要ですね。 3.紫外線 成層圏大気で紫外線をカットしているので、上空では影響をモロに受けます。 目の保護のためにサンバイザーは「必須」です。 フィクションではキャラの顔を見分けるために、無視することが多いです。 必要ならこの辺は「風防がすごいUVカットガラス(笑)」という事にしてください。 4.酸素 今の機体では酸素マスクの空気は「機上酸素発生装置」でエンジンの空気から分離した酸素を送り込みます。 故障時の予備として昔ながらの液体酸素タンクを持っています。 5.視界 車の運転もそうですが、早く飛ぶときは「遠く」に視点を固定します。 6.その他 下のサイトが参考になると思います。
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- tanuki4u
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戦闘機関係で思い出すのが 鎌状赤血球症 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%8E%8C%E7%8A%B6%E8%B5%A4%E8%A1%80%E7%90%83%E7%97%87 米軍の黒人飛行機乗りが妙に貧血を起こすので、わかったなんて コネタ。
お礼
すいません、間違えて補足質問の方にお礼を載せてしまいました…。 改めて、回答ありがとうございまた!
補足
小ネタをありがとうございます^^。 リンクもありがとうございます。 さっそく勉強してみます! 回答ありがとうございまた。
- debukuro
- ベストアンサー率19% (3634/18947)
速さは生物に何の影響も与えません 赤道上にいる人は地球の中心の周りをやく1600キロメートル毎時で運動しています これは地表での音速を超えています 何ともないでしょう 気分が悪くなるのは視覚が影響するからです 目間ぐるしく変わるテレビのシーンで気分が悪くなるのと同じです 加速度を受けると平衡器官が影響を受けます 体液も偏在します これらが原因で気分が悪くなるでしょうし時には脳の血液が不足して立ちくらみ状態やひどいときには失神するようです 乗り物酔いの甚だしい状態です 高速で視野狭窄が起こるのは鉄道や自動車でも知られています
お礼
そんなに身近な所で音速があるとは知りませんでした…。 鉄道などでも視界が狭まるのですね。 私はまだまだ知らない事が多すぎる事を痛感致しました。 失神までいく事があるんですか。 凄まじい環境ですね…。 甘く見過ぎでした。 debukuroさんの回答も含ませて仕切り勉強したいと思います! 回答ありがとうございまた。
音速での速度自体の影響はほとんど無いでしょう。 退役しましたが、コンコルドは超音速「旅客機」です。 訓練もされていない乗客を乗せて音速で飛行します。 気分が悪くなったり、身体に異常があるのでは、誰も乗りません。 退役したのは、燃費などのコストが掛かりすぎることと、騒音などが大きかったから。 人体に影響があるのは、加速度です。 所謂「G」と言うヤツ。 重力と同じが1Gです。 2Gになると身体には自分と同じ重さが進行方向とは逆にかかります。 ジェット戦闘機の場合、5G 6Gはかかります。 血液などの体液にもGはかかります。 上昇する場合、体液は足の方に押しつけられます。 頭の方の血液が流れにくくなるので、「ブラックアウト」という現象が起きます。 また、足のほうに、内出血をする場合もあります。 この場合は、Gスーツという装具を使い、足や腹部を加速度によって圧力調整できるスーツで圧迫して、軽減させるものです。 逆の場合は、レッドアウト 頭に血液が上ってしまうことです。 頭に血液が多く集まるので、目も充血します。視界が真っ赤になるそうです。 このような体液の極端な移動があれば、身体には変調があります。 戦闘機パイロットは、そのようなことに耐えられる強靱な体力と、精神力を持っていなければ、例え平時であっても生き残ることは出来ません。 ジェットに限らず、レシプロ時代にあっても同じです。 戦闘機パイロットは、本当に選ばれた一部の人間の乗り物です。 ガンダムとかは、かなり端折ってます。というか、かなり無視して作ってるんじゃないかと思いますけどね。
お礼
詳しい回答ありがとうございます。 速さは関係ないのですね。 確かに影響があるのなら一般の方を乗せたり出来ませんからね…。 ありがとうございます。 すっかり速さが影響するのもだど思い込んでいたので調べても分からない筈ですね。 他にもブラックアウトなどの事も教えて頂いてありがとうございます。 頭をGに切り変えて色々調べ直してみます^^! 回答ありがとうございまた。
人体は1ブロックの金属の塊ではないのですね。 なので、加速度が急激に変化すると伸び縮みする係数?が、 人体各部で異なるのでしょう。 そして、体液も急激な加速度の変化で影響を受けるのでしょう。 ジョン・スタップ http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B8%E3%83%A7%E3%83%B3%E3%83%BB%E3%82%B9%E3%82%BF%E3%83%83%E3%83%97 とかいう人を検索すれば何かヒントが得られるかも知れませんね。 アニメの 新機動戦記ガンダムW http://www.gundam-w.jp/ http://www.b-ch.com/ttl/index.php?ttl_c=113 http://www.showtime.jp/animation/b-ch/gundam_w/ トールギスというモビルスーツの急激な加速度を克服するゼクス・マーキス(登場人物)の話もあるので、 ヒントになるかもね。
お礼
素早い回答ありがとうございます。 人体の各部で各々の影響がある、と言う事でしょうか? さっそく色々と調べてみたいと思います! 教えて頂いたリンク先も拝読してみます。 しかし、ガンダムにヒントとは思いつきませんでした。 回答ありがとうございます^^。
お礼
詳しい回答ありがとうございます! ジェットコースターでもそんなにGが掛かるのですね。 連休が出来た時にでも体感しに行ってきます^^! 他に、蛇足並みの質問にも詳しく優しい回答を載せて頂いてありがとうございます! 大変勉強になりました。 教えて頂いたリンク先でも勉強してきます! 回答ありがとうございまた。