No.4です。
補足要求を頂いたわけではありませんが、誤字や表現があまり上手くなかった箇所がありますので、今回は補足目的の投稿になります。
私は、回答一辺倒なので、質問者さんから見ると甚だバランスの悪い者ですが、今回のご質問は、ネットの掲示板などを利用した誰もが一度は疑問に感じたことだと思います。
自分でも普段 感じていたことや、大衆心理はこのようなものではないかと考察するのに良い機会だと思い、前回も投稿させて頂きました。
こちらは長文投稿になってしまいましたが、前回の投稿と併せて読んでいただけると幸いに存じます。
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【訂正箇所】
《二段落目の文末》
誤:
それは、端から見ると“ファン”も“アンチファンも熱狂的に対象者に惹かれているように見えるものではないか?との推測からです。
正:
それは、端から見ると“ファンもアンチファンも熱狂的に対象者に惹かれているように見えるものではないか?”と推測したからです。
《最終段落》
誤:
情が深い人は、情念から愛憎の感情がほとばしりやすいのだと思います。
正:
情念が激しい人ほど、愛憎の感情がほとばしりやすいのだと思います。
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【補足】
>“アンチファン”になった大きな要因には、相手に対する“嫌悪感”が挙げられると考えられます。
その嫌悪感を産む要因になった出来事を“アンチファン”が周りに知らせようとすればするほど、オリジナルのことを語ることになってしまうし、嫌悪感を表す表現は、やはり嫌悪感でしかないので、オリジナルに対して抱いていた嫌悪感が、まるで“アンチファン本人のことを言っている”ようになってしまいます。
これは、ご質問の主旨から逸れているように思われたかもしれませんが、“好きと嫌い・愛憎は背中合わせ”だと思いますので、“嫌悪感”についても述べました。
“嫌悪感”を持つきっかけは相手にあると言うよりも、“自分が良しとしているもの、美徳としているものを相手が否定している”と感じ取り、すぐさま、“自分自身を否定された”と感情が直結してしまう人は、結果として、相手に嫌悪感を抱くのだと思います。
自分の価値観や美徳とするものを否定されたと感じても、それを内部で消化出来れば(自分の今のあり方を良しと出来れば)、相手に対して何も意向は示さなくとも良いのだけれど、このまま放置していると自分の価値が下がるようで脅威を感じ、相手に対して嫌悪感(闘う権利の獲得のために生まれる感情、正当化)を抱いて、場合によっては、酷似したIDを取得し、これを旗印と相手に知らしめて、効果的に闘おうと考えるのだと思います。
“アンチファン”にもいろんなタイプがいると思います。
中には、おふざけでやっている人、軽いノリでやっている人もいると思います。
けれど、自分が如何に相手に対して嫌悪感を抱いたかということを、切々と語るタイプの人は、結局は自分が抱える嫌悪感(自分で自分を苦しめている消えない感情)を告白していることになるので、自分語りになってしまい、自分の抱えるドロドロした感情を人に見せていることになってしまうと思うのです。
私は、このことを指して、
『嫌悪感を表す表現は、やはり嫌悪感でしかないので、オリジナルに対して抱いていた嫌悪感が、まるで“アンチファン本人のことを言っている”ようになってしまいます。』
と、表現しました。
おふざけでやっている人、軽いノリでやっている人は“ファン”と呼んで良いと思います。
でも、“アンチファン”であることが、生き甲斐のようになってしまうと性質が異なります。
アンチファンで居続けることは、非常にストレスが堪ることだと思います。
ですから、通常は、“アンチファン”で居続けることは、非常に困難だと思います。
“オリジナル”から発せられるオーラに反応しているのは、自分が無くなるようで辛くなるものだと思いますから。