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粗探し(2)
“あらさがし”は漢字変換で“粗探し”、或いは“粗探し”と候補があがります。 私はここに使われている“粗”という字は、必ずしも“欠点”や“問題”、或いは“批判されるべきこと”の意味内包してはいないと存じますが、この“粗”という字にはそういう意味もあるのでしょうか? 日本語の多くは必ずしも漢字を以っては表記でくるものではない、或いは不適当なものもあるのではないでしょうか? “粗”という字を“あらい”という言葉の漢字としてはいいのですが、“あらさがし”の“あら”にはずれる場合もあるような気がいたします。 私のことばの観念が不十分なのでしょうか? どうかお導きください。お願いします。
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誰かが丁寧に網を編みました。 ある人がそれを手に取り「この部分が粗いね」と言いました。 「粗いとこばっか指摘しないで「上手に編めたね」と言えないか?」 「粗探しばっかりするな!」
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- yatchky303
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粗には欠点の意味もあります。辞書にものっています。粗に欠点を感じないというのは、目の粗いザルはその役目があるし、そこに使われる粗の文字に欠点の意味はないのではないか。そんなニュアンスなのでしょうか?粗探しは一つの単語として、精密さ求める仕事から粗いところを探すことが転じて欠点を探す意味になったのだと思われますからそこから逆に粗に欠点の意味が加わったと考えれば良いと思います。
お礼
やはりそういう理解も可能ですね。 通常、先入観念での“粗”の字のイメージを固定的に抱いて、とやかく考えることの、浅墓さ(あさはかさ)なんでしょうね。 単に漢字変換が粗雑な仕方だというのではないでしょうね。 でも現今の言語生活としては、他に妥当な漢字がなければ、むしろこの部分は漢字変換しない仕方に移っていくかもしれませんね。 “浅墓”と無理に漢字変換しても、この語源も、発祥も忘却している今は、“あさはか”の方に移るか、一部移る(“浅はか”に移る)かでしょうね。 ありがとう御座いました。
- kyoromatu
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粗 《意味》 ソナリ{形・副}あらい(アラシ)。ばらばらで密でない。こまやかでない。 粗の字義+探しは、あくまで上記のような状態にあるのかないのかを“探す”ということになりますから、その時点ではあなたのおっしゃる通り批判は内包していないと思います。 以上あくまで素人考えですから参考のひとつになさって下さい。 〈対語〉精・密。〈類義語〉疎。「粗野」「粗陳」「粗雑」
お礼
ありがとう御座います。 皆様のご回答を総合させていただくと、私の期待したお教えになるようですので、ここで一応締め切りをさせていただきます。 ありがとう御座いました。 また何かの折にはどうか、お教えいただけますことをお願い申しあげます。
補足
kyoromatu さん、昨日もうご回答してくれていたのですね。 ありがとう御座います。 うぅん、“あらさがし”の漢字変換で出てくる(使われている)“粗”なる漢字のご解説は、私の思いをより明確にしてくれまして、とても貴重です。 ありがとうございます。 それで、この“あらさがし”の“あら”には、“欠点”や“問題”、或いは“批判されるべきこと”はないのだ。 だから“粗”という字を当てていいのだ、ということにはなるのでしょうか? 私はこの“あらさがし”の“あら”には、“欠点”や“問題”、或いは“批判されるべきこと”という意味が入っているので、漢字変換での、“粗”という字の使用はそれこそ、粗いはなしではないかと存じます。 ですので、“あらさがし”の“あら”は、日本語では他にどんな使われ方をしているのでしょう? その場合どんな漢字が妥当でしょう? (無論、日本語にある単語の全てを、外来語の漢字で書こうなんて主張はいたしませんし、そのために仮名が使用されてきているとは存じますが) どうかもしお分かりになりましたら、お教えください。
お礼
そうですね。 そういう場面の表現から段々使用の範囲が拡大したかもしれませんね。 最初に使われた場面での妥当な意味とその漢字表示を背負ってきている言葉は結構たくさんありますね。 真に大事な示唆に富むお教えです。 ありがとう御座いました。