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紫外線照射海水で産卵誘導

ウニや貝類など、紫外線照射した海水中で飼育することで産卵を誘発できるとの事ですが、なぜですか? 紫外線照射した海水がどうやって産卵に結びつくのか、メカニズムを御存知の方がいらしゃいましたら、教えて下さい。 参考本や文献、研究者、HPなどもご紹介頂けるとありがたいです。よろしくお願いします。

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  • ベストアンサー
  • nigeya
  • ベストアンサー率36% (4/11)
回答No.2

ウニや貝類など、紫外線照射した海水中で飼育することで産卵を誘発できるとの事ですが、なぜですか? と言う事ですが、私は、現場サイト(種苗生産関係)をやっていた経験ですが、あわびは紫外線照射海水を採卵をする場合、かなり強力な紫外線量を照射した海水を使用していました。(中圧?) ただし、3時間以上照射海水(以降UV海水といいます。)に浸漬すると卵巣(精巣も)膨張して破裂してしまいましたので、飼育するのは不可能もしくは、紫外線量を抑えていたものの思われます。(あわび筋萎縮症対策) 過去に過酸化水素水を使用して、産卵誘発をしていましたので、基本はオゾンが影響しているものと考えられます。 あわび類の種類がわからないのですが、産卵誘発にはエゾあわびは、東北近辺の水産関係の機関で誘発のマニュアルができていますから、それを参考にしてください。 クロあわびは、日照時間と水温の両方をしっかり管理しないとUV海水でも産卵しない場合が多いです。 ウニの場合は、UV海水でなくとも、水温管理をして産卵時に口腔を除去して産卵誘発酵素?を洗い流せば産卵しますので、今回の場合当てはまらないと思います。 ちなみに、ナマコは親ナマコの飼育を十分行えば、水温の刺激のみで産卵させることができます。

japonicus
質問者

お礼

回答ありがとうございます。 生殖層が破裂するほど膨張するというのは凄い効果ですね。もしかしたら貝類に限らず、いろいろな生物の種苗生産に応用できる技術かもしれませんので、興味が尽きません。実はクルマエビの種苗生産に携わっているのですが、現行の温度差刺激法よりも産卵効率を高めるために紫外線照射技術が使えないかと思って、調べているところです。 どうもありがとうございました。

その他の回答 (1)

noname#29428
noname#29428
回答No.1

産卵ですからプロスタグランディンが何らかの型で関与しているのではないでしようか。 プロスタグランディン・紫外線照射海水・産卵で検索したら下記URLがヒットしました。 ◎東北区水産研究所【東北水研ニュース】から http://ww4.tiki.ne.jp/~ikawahara/awabijyoho3.htm 紫外線照射…をご覧ください。

参考URL:
http://ww4.tiki.ne.jp/~ikawahara/awabijyoho3.htm
japonicus
質問者

お礼

アドバイスありがとうございます。 プロスタグランジンの関与はうすうす知っていたのですが、紹介していただいたニュースを見て、だいぶ分かってきました。紫外線照射海水がどうしてプロスタグランジンの分泌を促すのか、興味のあるところです。 どうもありがとうございました。

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