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ツバメの巣はいつから人家に?

日本においてツバメが人家に巣を作るようになったのは、いったいいつ頃からでしょうか? 人が住居らしきものを持つようになった弥生時代や、それ以前の縄文時代にまでさかのぼるのか、あるいは意外なほど近世・近代になってのことなのでしょうか? ご存じの方、教えてください。

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  • suiran2
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回答No.2

一般的にツバメは稲作文化と同時に繁栄をはじめた鳥と考えられています。「竹取物語」にはツバメが登場しますが、それ以前から生活していたものと思います。根拠は以下に列記します。 (1)森林性の鳥ではなく草原性の鳥である。 ご存じのような飛翔方法から森林ではなく、草原を棲息地としている鳥です。 (2)営巣にワラと泥が必要 ワラ等のイネ科植物の茎や葉と泥を使用して巣を作ります。ワラと泥が必要です。 (3)水飲み行動 水辺の地上部におりて水は飲みません。池等を低空で飛びながらクチバシを水に入れ水を飲みます。 以上のように水田に特化した生態を持ちます。このことから狩猟採集時代ではなく稲作時代になって繁栄した鳥と考えられています。また、スズメも現在のような生態になり同時期から繁栄をはじめたものと考えられますが、ツバメはスズメよりも弱い鳥で、なお作物の害虫を駆除してくれますので、人との距離を近くしたものと思われています。 もう何年もツバメは見ていません。周りは皆イワツバメ…日本の鳥であるツバメはもう絶滅寸前かも知れません。悲しいことです。

Purple1970
質問者

お礼

はじめまして ツバメの巣の件で質問を投稿しました Purple1970 です。 なるほど、やはり日本の文化の重要な原点の一つである稲作と密接な関係がありましたか。 今はほとんど死語ですが「益鳥」として、あるいは、よりによって人家の目に付く所で繁殖するこの渡り鳥を縁起の良い鳥として日本人は見てきたのでしょうね。 実はこのサイトは最近見つけたもので、初めての質問になります。 季節に関係なく、機会があるたびに思い出す疑問点の一つでした。 動植物において日本本来の種の在り方がどんどんおかしくなってきていることに対してはまったく同感です。 早速の適切な回答、ありがとうございました。

その他の回答 (1)

noname#160321
noname#160321
回答No.1

人類が定住するようになった時に始まったと思います。

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