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「変身・変装」をテーマにした作品

谷崎の『刺青』や乱歩の『蜃気楼』、中島敦の『山月記』など 日本文学における「変身・変装」をテーマにした作品を探しています。 それこそ、さまざまな作品が挙げられると思うのですが、 中でも現代作家の書いたものを探しています。 自分で探し出せたのは川上弘美の『蛇を踏む』くらいです。 作家とその作品の簡単なあらすじも教えて頂けると嬉しいです。

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回答No.3

松浦理英子著『犬身』(朝日新聞出版) 犬好きの主人公(女性)が、謎の狼男(?)の手を借りて犬に変身し、ある種の好意を寄せる女性のペットとして飼われるお話。 と書くと何かとてつもなく荒唐無稽な話のようですが……。 松浦氏は、一貫して「性愛とは何か」を追究しておられる方で、今回は「性愛を超越した愛のあり方」を、犬と飼い主という形でつきつけています。 下記のサイトでは、あらすじとともに松浦氏へのインタビューが載っていますが、最後の最後のネタバレがあります。 もし作品を楽しみたいのでしたら、こちらのサイトは読み終わるまで見ないでおくか、見るとしても5段落目あたりまでにしておいてください(^.^)。 ↓ http://www.asahi.com/culture/news_culture/TKY200710310092.html

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回答No.4

安部公房『他人の顔』は如何でしょうか。変装小説です。 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E4%BB%96%E4%BA%BA%E3%81%AE%E9%A1%94 あと、掌編でよければ石川淳の『喜寿童女』というのがあります。 年齢変化の小説です。ちくま文庫から出ている短篇小説選に入っています。

  • fumkum
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回答No.2

>谷崎の『刺青』や乱歩の『蜃気楼』、中島敦の『山月記』など 日本文学における「変身・変装」をテーマにした作品を探しています。 それこそ、さまざまな作品が挙げられると思うのですが、 中でも現代作家の書いたものを探しています。 現代作家のものだけではないのですが、過去に読んだもののうちから関係がありそうな作品をあげてみました。参考程度に。 あらすじはウィキペディアの該当ページのURLをコピーしておきました。ものぐさくてすいません。 映画の「転校生」の原作である「おれがあいつであいつがおれ」とその元の「とりかえばや物語」。 転生なので変身とは少し違いますが、三島の「豊饒の海」と元の「浜松中納言物語」。 おれがあいつであいつがおれ http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%81%8A%E3%82%8C%E3%81%8C%E3%81%82%E3%81%84%E3%81%A4%E3%81%A7%E3%81%82%E3%81%84%E3%81%A4%E3%81%8C%E3%81%8A%E3%82%8C%E3%81%A7 とりかえばや物語 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%81%A8%E3%82%8A%E3%81%8B%E3%81%88%E3%81%B0%E3%82%84%E7%89%A9%E8%AA%9E 豊饒の海 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%B1%8A%E9%A5%92%E3%81%AE%E6%B5%B7 浜松中納言物語 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%B5%9C%E6%9D%BE%E4%B8%AD%E7%B4%8D%E8%A8%80%E7%89%A9%E8%AA%9E