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魯迅の一節の意味を教えて下さい
魯迅の一節で、以下のものがあったのですが、意味が分からないのです。どなたか教えていただけませんでしょうか? 「人生得一知己足矣 斯世当以同懐之」
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英語でも漢文でもまずは動詞を見抜くこと、動詞がわかれば半分はわかります。 ただ、この魯迅の言葉の後半の句には動詞が欠けているように思います。 次のサイトの28番目を見て下さい。 http://tw.18dao.net/%E5%90%8D%E4%BA%BA%E5%90%8D%E8%A8%80/%E9%AD%AF%E8%BF%85 正しくは、 人生得一知己足矣,斯世當以同懷視之 主動詞ですが、最初の文は「得」(英語だとget)、後半の文は「視」(英語だとsee) 訓読すれば、 人生は一知己を得(え)ば足れり,斯(こ)の世は當(まさ)に同じ懷(おも)ひを以つて之を視るべし 「知己」とは親友のこと、 この人生で親友は一人いたら十分、同じ思いでこの世を見ることができたら最高、ということです。
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- bakansky
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回答No.1
はっきりいって直観ですので、正確ではありませんが、とりあえず「人生ハ一知己ニ足ル 斯カル世ハ之ノ懐ヲ同ウスルヲ以テ当ル」と読みました。 意味まではとても無理なのですが、見当違いを承知で考えると、「人生で一人の、同じ考えを持つ人と出会えるなら、それで十分に満足できる」といった意味かなぁと漠然と思ったのですが、繰り返すようですが、まるで見当違いの解釈かもしれません。 正確な解釈が出されましたら、この私の投稿はなかったものとして忘れて下さい。
質問者
お礼
ご回答を、ありがとうございました。 教えていただいた内容で、意味も理解出来ました。ご指導を感謝申し上げます。
お礼
早速のご教授を、ありがとうございました。元の文の正解まで教えていただき、重ねてお礼申し上げます。 訓読、語彙のご説明ともにとても解りやすく丁寧にご説明いただき、よく理解できました。 > 動詞を見抜くこと 大変勉強になりました。今後こころがけたいと思います。