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山之口獏の詩「船」を小学生のときに、
山之口獏の詩「船」を小学生のときに、 地球を乗せられる船を作れる→すったもんだの世の中から抜け出せる といいますが、 実際は地球を乗せられる船は作られないのは作者も承知の上であり、 こんな世の中を救えない文明などは役にたたないという主題であると習いました。 しかし、インターネットで調べると文明に期待するという主題しか書いてありませんでした。 本当のところはどうなのでしょうか。
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> こんな世の中を救えない文明などは役にたたないという主題であると習いました そう教えた先生は、よほど世の中を拗ねた人だったのかもしれませんね。 それに、いつまでも「小学生」の時に教えられたことに固執しているというのも進歩がないです。 成長するというのは、過去を否定できる力を身につけるということでもあるわけですから、自分の考えというのを持ってはどうでしょう。 詩の解釈なんて、読む人の自由です。大体は似た解釈になることが多いかもしれないですが、微妙なところでは違うこともある。 悲観的な人は悲観的に、楽観的な人は楽観的に解釈する場合もあるでしょう。 私は悲観的なタイプの人間かもしれませんから、「船」を読むと、この文明なるものには飽き飽きした、という雰囲気を感じます。 「地球をさらって行きたい」というのは、「文明」は置き去りにして、純粋に人間だけを別の次元に持っていきたい、つまり高度に発達した社会的なシステムの中に埋没している人間というものを、もっと自由な存在に昇華させたいという作者の願いを感じます。
お礼
最近になって思い出して気になったんです。 小学校のときでインパクトが強かったもんで。 ありがとうごさいました。