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背の芯に浴びせられたる声?

今晩は。 読売新聞の「編集手帳」からの…〈酩酊のポーズをとりし背の芯に浴びせられたる声を忘れず〉とはどういう意味でしょうか。どうぞよそしくお願いします。 歌人の篠弘さんに一首がある。〈酩酊のポーズをとりし背の芯に浴びせられたる声を忘れず〉。 何かと心のささくれ立つことの多いご時世、怨念を忘れない“忘念会”にならぬよう、いつにも増して用心がいる。

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noname#163132
noname#163132
回答No.1

元の記事を検索して読みました。 その主な内容を要約すると次のようになると思います。 1)絡み酒の対処法の実例 2)絡み癖のある人を囲んでの忘年会に対する危惧 3)不況下での簡素な忘年会がもたらすであろう効果   (会費の軽減、節度とたしなみ等マナーの向上に対する期待)        そして結びが、 「何かと心のささくれ立つことの多いご時世、怨念を忘れない“忘念会”にならぬよう、いつにも増して用心がいる」とあります。      ご質問にある歌が詠まれた背景や歌人のことが分からないので、記事の内容から歌の意味を推測することにしました。 先ず、3に関しては、歌の内容に直接の関係はないと思います。 しかし、1と2は関連がありそうですし、結びの言葉も気になります。 また、記事の内容から察するに、その歌の背景となった場は お酒の席(忘年会?)で、歌人もまた酒癖の悪い人に絡まれて困っていたのだと思います。 なので、詠まれた歌の意味はこのような意味ではないかと思います。 「酔っぱらいには、こちらの理屈も都合も通じず困り果て、仕方なく深酔いした素振りをしてその場を立ち去ろうとしたところ、逃すものかと後を追うように浴びせられた怒鳴り声に怒りを感じ、今も忘れることが出来ないのだ」

kamebune
質問者

お礼

mist_greenさん、今晩は。 ご丁寧な説明をありがとうございます。 ご説明を拝見してから、そのコラムをもう一度読んでみたら、なるほどですね。 「理屈も都合も通じない酔っ払いはもうダメ」ってことを理解[説明]させるため、そういう例を挙げたかも知れませんね。 本当にありがとうございました。^^

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  • bakansky
  • ベストアンサー率48% (3502/7245)
回答No.2

歌の解釈はひとつに限定する必要はないと思います。 読者がそれぞれの味わい方をすれば、それでよいのだと考えます。 この歌も、引用者の見方とは離れて読んでも、少しも問題ないでしょう。 私には、たとえば、こんな情景が浮かびます。 夜の宴会。酔いも手伝って、日頃腹に据えかねているA男に面と向ってこちらの思っていることを投げつけた。言いすぎた、とは思ったが、今更取り消すわけにもいかない。酔った振りをして、立ち去ろうとしたら、背中から相手の罵声を浴びた。元はといえば、自分がつまらぬことを言ったせいではある。その記憶は今も残っている。 その歌の作者ですら思わなかったような解釈が出てきてもいいと思います。歌というのは、それだけ自由なものなのですから。

kamebune
質問者

お礼

bakanskyさん、今晩は。 ご丁寧な回答をありがとうございます。 「読者それぞれの味わい方」を計っての一首だったかも知れませんね。 ご説明を拝見すると、僕にもそういう情景が浮かんできました。よおくある事ですね。 真にありがとうございました。^^

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