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11面観音の11という数字
11面観音の11という数はどういういわれや積算に基づいているのでしょうか? ○ 3・6・9・12は季節など自然界の運行の基数であり ○ 5・10は肉体の基数でもあります。(五本指、五体、五覚) しかるに、11は両方の基数の間(はざま)にもなっています。 ご感想やお思いになられる事などでも結構ですので何か、お話しをお願い、お教えてください。
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十種勝利 離諸疾病(病気にかからない) 一切如來攝受(一切の如来に受け入れられる) 任運獲得金銀財寶諸穀麥等(金銀財宝や食物などに不自由しない) 一切怨敵不能沮壞(一切の怨敵から害を受けない) 國王王子在於王宮先言慰問(国王や王子が王宮で慰労してくれる) 不被毒藥蠱毒。寒熱等病皆不著身(毒薬や虫の毒に当たらず、悪寒や発熱等の病状がひどく出ない。) 一切刀杖所不能害(一切の凶器によって害を受けない) 水不能溺(溺死しない) 火不能燒(焼死しない) 不非命中夭(不慮の事故で死なない) この頭上の10面+大きな本尊の顔を入れて11と数える場合、また、阿弥陀さまも入れ、実際は、仏面として、12、13ある場合もある 11面観音のお経に、姿が書いてある。ほとんどの仏像は、経典に姿が文字で書かれている場合が多い。
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- takuranke
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サンスクリット語でエーカダシャ・ムカは11の顔の意味です。 頭上の十一面のうち、前後左右の十の顔は菩薩修行の階位である十地を表しているとされ、 最上部の顔は仏果を表すとされています。 これは衆生の十一品類の無明煩悩を断ち、仏果を開かしめる功徳とされています。 十地 法雲地(ほううんじ) 善想地(ぜんそうじ) 不動地(ふどうじ) 遠行地(おんぎょうじ) 現前地(げんぜんじ) 難勝地(なんしょうじ) 焔光地(えんこうじ) 発光地(はっこうじ) 離垢地(りくじ) 歓喜地(かんぎじ)
お礼
ありがとう御座います。お礼ポイントを捧げて締め切ったときはtakurankeさんのご回答があるとは存じませんでした。わたしも精進と勉強をしております所以か、菩薩修行の階位、そして十地ということばには、無縁の方と違うのか、反って理解と想像がとどきません。 ともかく修行の境地と側面界のということのようで、一番のboobooxさんの、ある意味ではDevaか、原理、或いはforceというのは民衆たる私たちには尊崇としては適うかなとも存じます。 私たちもこういうDevaとその神位への尊崇なくしては修行の端っこもできませんものでして、一番さんにたいへんなっとくしておりました。 専門の境地十地というのも、ことばと数はことなりますが、類似のものがあり、他の教えでしょうが、心に止めておきたいと存じます。 ポイントの捧げができませんことをどうかお許しください。 ありがとう御座いました。
お礼
ありがとうございます。 そうすると、私の数字こだわりはあまり関係ないのですね。 偶然に何か関連しても、直接は私の数字には意味性がないのですね。 先日のチベット展でもありましたし、近所に祠が在り、お守りしている講(江戸時代からだそうですが)何か早口で乱暴におっしゃるので分らなかったのです。 ありがとう御座いました。それにしても欲しいものが全部あるので、今度は講の人に尊崇の仕方を教えてもらおうと存じます。