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なぜ「食パン」というの?

食パンは、なぜ食パンというのでしょうか。 アンパンやカレーパンやその他のパンは、 ふつう、食パンとはよびませんよね。 全部食べるためのものなのに、なぜでしょう とても不思議です

みんなの回答

  • takuranke
  • ベストアンサー率31% (3923/12455)
回答No.5

1.戦前のパン職人は食パンのことを、西洋料理の『もと』となる食べ物という意味で「本食(もとしょく)」と呼び、イギリスの山型パンのことを「本食パン」と呼んでいました。 (イギリスの支援を受けていた明治政府が、フランスパンよりもイギリスパンを推していたから) 今でも食パンを「本食」と呼ぶ人がいます。 実際に「本食パン」という名前で販売している店もあります。 その「本食パン」を略して「食パン」と呼ばれるようになったという説です。 祖父は「パン」とは言わずに「本食」と言っていました(アンパンも本食だったような、他にカステラっぽいパンで本食というのがあった記憶もありますが、うろ覚えです) 2.日本で「食パン」と呼ばれているものの元祖は、 『ヨコハマベーカリー』という店のイギリス風型焼きパンのことだそうで、 『ヨコハマベーカリー』の経営者はロバート・クラークという、 1862年に幕府の援助を得て横浜で店を開いた人です。 1874年には木村安兵衛さんが「あんパン」を、 1901年には中村屋が「クリームパン」を開発。 食パンそのものは早くから日本に来ているのですが、 パンとして人々に広まったのは菓子パンの方が先でした。 その後、イギリスパンとして広まった山型食パンは、 おやつ用とは違う「主食用のパン」という意味で「食パン」と呼ばれるようになったという説です。 (誰が言い出したかは不明) 3.パンの白い部分を丸めて、デッサンなどの消しゴム(ねり消しのようなもの)に使っていたようです。 消しゴムが発明されるまではパンが最も適した素材で、現在も消しゴムとして(説明が変ですが)「消しパン」を使用する人がいます。 「消しパン」と区別するため、食用のパンをあえて「食パン」と呼ぶようになったという説です。 4.食パンは焼いたときに、ふわっと膨らんですきまができます。 それらの穴は酵母が食べた後だと思った人がいて、 酵母に「食べられた」と言う意味で「食パン」と呼ばれるようになったという説です。 でも、他のパンというより、ライ麦などが混ざったパンのほうが空洞が多いですし、イギリスの山型パンより、フランスのバタールとかの方がスカスカな気がします。 5.フランス料理などの西洋料理人は鍋を「パン」と呼びます、ただ「パン」と呼んだだけでは、区別がつかないため、「フライ=パン」「食用の=パン」の区別で「食パン」と呼ぶようになったという説です。 6.小話です。 ある時、パン同士の自慢大会があり、アンパンやジャムパンなどは、自分の餡や、ジャムなどを大いに自慢しましたが、食パンは何も自慢するものがなく「ショック」を受けていました。 その時から、パン仲間の中で「ショックパン」と呼ばれ始め、それが訛って「ショクパン」と呼ばれるようになった。 「食」は当て字

noname#146889
質問者

お礼

6番は、とても面白い話ですね! 他も参考になりました。 ありがとうございました!

  • yyuki1
  • ベストアンサー率50% (184/364)
回答No.4

食パンや菓子パンの法的な定義が分っても、「では何故に食パンが食パンという名前になったのか」と言う質問者様の疑問に対する回答にはなっていません。 日本には元々はパンを食べる習慣は有りませんでした。 その為パンを焼いて売ろうとしてもなかなか売り上げが伸びませんでした。 そこで木村さんは考えました、西洋ではパンを主食として食べているが日本人はパンを食事だとは思っていない、ご飯の代わりになる食べ物、ご飯の代わりにパンを食べてもらえるようにしないとパンの売り上げは伸ばせないと。 ご飯の代わりに食べるパン、食事として食べるパン、「ただのパンではなくて食事として食べてもらう為のパンをアピールする名前にしよう」、食事の為のパン、そうだ「食パンという名前にしよう」と考えつきました。 これによって多少興味本位の顧客が付きますが普及は限定的で売り上げは今一つ伸びませんでした。 サンマやイワシ、里芋やたくあんなどがメインのおかずで有った日本の家庭に「食パン」が普及するのは難しくパンはなかなか思うように売れません。 木村さんは、バターやチーズ、シチューやスープの様な食習慣の無い日本では、やはりパンを売るのは無理なのだろうかと悩み苦しみます。 でも、何とかしてパンの良さ、パンの美味しさを日本人にも分ってもらいたい、日本の食卓にパンを普及させたいと試行錯誤を繰り返します。 日本人に馴染みの有る食べ物で西洋のパンに合うよい食材は無いものだろうかと、色々と思案しますが今のようにチョコやクリームの様なものは当時の日本にはありませんでした。 木村さんは試行錯誤の末にあずき(あんこ)とパンのコラボレーションを思いつきます。 あんこは日本人の大好きな食べ物だ、甘いあんこが嫌いな日本人はいない、そしてパンの中にあんこを入れて焼き上げた「世界初のアンパン」が完成します。 このアンパンはとても美味しいと大評判になり、またたく間に庶民の間に普及して行きます。 そのあまりの評判ぶりに、ついにはこのアンパンが天皇に献上されて天皇陛下が食されるという栄誉を受けます。 この時に、庶民が食べる物と天皇陛下がお召し上がりになる物が同じものではいけないと考え、アンパンの中央に桜の花の塩漬けがあしらわれた物が献上されました。 この桜の塩漬けはやがて庶民の食べるアンパンにも普及して、現在でも一部のアンパンには臍という凹みが当時の名残として残っています。 そして、天皇陛下もお召し上がりになったパンは広く庶民の間に普及して、木村屋パンは大企業へと成長して行く事になります。 やがて西洋文化の流入とともに、カスタード、ジャム、ピーナッツ、チョコなどパンに合う食材が沢山入って来ると、これらの食材をアンパンと同様にパンの中に入れて焼いた菓子パンが登場してきます。 更に現代に近付くにつれて、カレー、ヒザ、ウインナーなど調理した食材とパンを組み合わせた調理パンが登場して来る事になります。 だから食パンが食パンと言う名前になったのは、ご飯の代わりに食事としてパンを食べて欲しいと、パン職人の木村さんが考えたからであると言う説が有力ですが他にも諸説あるようなので、その中の一つとして有力なものとお考えください。

noname#146889
質問者

お礼

そういうことですか、 よく分かりました。 ありがとうございました。

noname#155097
noname#155097
回答No.3

個人的な想像ですが、 食事に主食として使うパンと お菓子がわりに食べる菓子パンという 構図なのだと思います。

noname#146889
質問者

お礼

色々な考え方がありますね ありがとうございました

回答No.2
参考URL:
http://www3.kcn.ne.jp/~jarry/jkou/ii086.html
noname#146889
質問者

お礼

ありがとうございました!

  • kaZho_em
  • ベストアンサー率50% (2950/5879)
回答No.1

いくつか説があるようです。 http://www3.kcn.ne.jp/~jarry/jkou/ii086.html

noname#146889
質問者

お礼

なるほど ありがとうございました!