学会と国際会議の違い
海外で行われる International Conference の事を「学会」と呼ぶ人と「国際会議」と呼ぶ人がいます。
私は「学会」と言うと物理学会や応用物理学会のようないわゆる「学会」と、広い意味でそれらが主催する「年会」「分科会」などを指していると思っています。つまり「学会に参加する」と言えば、学会員が年会(分科会)に参加することだと思っています。
学会以外に International conference on ~ というような国際的な研究者の研究発表会が有ると思いますが、こちらは国際会議であって、学会ではないと思っています。なぜなら、参加が学会員に限定されていないからです。
International conference on ~を「学会」と呼ぶ人になぜそう呼ぶのか聞いてみたら、「国際会議と言うと、円卓かなにかに座ってみんなで議論するようなイメージが浮かんで、実際の会議の様子とは違うから」「学会というと研究発表会をイメージする」と言います。
私としては International conference on ~を「学会」と呼ぶのは抵抗があるのですが、もし大多数の研究者間に、これが「学会」として認知されているならば、私も「学会」と呼ばないと会話が通じないかなと思っています。
質問という訳では有りませんが、皆様の分野でどのように使い分けられているのかお教えください。