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バーナー燃焼時の過剰空気
バーナー燃焼について分かりません。 燃料に対する空気量について、理想空気量を超える流量を供給した場合(過剰空気)、完全燃焼時に比べて発熱量は下がりますか? (熱損失?につながりますか?)
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理論空気量で、完全燃焼できたとすると、そのときの発熱量と、過剰空気を供給して完全燃焼したときの発熱量は同じです。 燃焼は燃料物質と空気(酸素)が接触する必要がありますが、理論空気量だけでは燃料と空気の混合が十分にはできないので、完全燃焼できません。それで過剰空気が必要なのです。 理論空気量で完全燃焼できたときと比べると、過剰空気の加熱に発熱量が使われてしまうので、同じ燃料消費量なら、発生した燃焼ガスの温度が下がります。この燃焼ガスを他の物質の加熱に使うのであれば、その分損失ということになります。 したがって、完全燃焼するのに十分なだけ過剰だが、それよりは過剰にならない最小の空気量で燃焼させるのがいいことになります。
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- ohkinu1972
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回答No.2
エネルギー保存則が成り立ちますので、 完全燃焼すれば、空気過剰率によらず発熱量は同じと考えて良いと思います。 ただし、燃焼ガスの温度は空気が過剰な分だけ低くなり、 ガス量も増えますので、ボイラのような場合は排気損が増える傾向になります。
質問者
お礼
ご回答ありがとうございます。 大変参考になりました。
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