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バーゼル2で優先株式が排除されるのは何故ですか?
バーゼル2にてコアTier1から優先株式が排除されそうだと聞いています。 これはハイブリッド資本を排除して財務健全性をより保守的に見る事が目的と理解しており、この前提に立つと劣後債等が除かれるのは分かります。 ハイブリッド資本は債権の一種ですので返済が要求されることがありえて、キャッシュアウトの危険性があるという理解です。 しかし、優先株式はあくまで債権ではなく株式ですよね。 ですので(劣後債のように)返済を要求されたりせず、キャッシュアウトの発生はない。 そうであれば何故コアTier1から優先株式を排除しようとするのでしょうか? 単に自己資本比率の分子を小さくすることで金融機関の貸出しを押さえ(よりリスク管理を徹底させた)BS内容にすることが目的なのでしょうか??
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名まえに混乱しています。配当がありますが、 議決権がないのが優先株式です。 優先株式は「株式」という名が付いているが、 よくよく考えれば、転換社債のような存在です。 つまり、議決権のない株式の数が増加しても、 金融機関の経営が健全化する訳でもない。 逆に、安易に資本を増強して、資本金を増加 させても、経営力の強化にならない可能性が 生まれる。これでは、経営の合理化が遠のく 可能性が生まれるので、安易な資本増強を 回避するのが狙いです。 経営者の能力で普通株式を発行し、そして、 資本増強を図ることを目指している。
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なんのこっちゃかようけ分かりませんが、わしの持っている本には 劣後債は銀行の信用を増すために発行すると書いてあります。 なんでもいっぱい発行すると金融庁から褒めて貰えるらしいですな。 わしの回答が的はずれなら堪忍ということでさようなら。
お礼
ありがとうございました。お礼が遅れて申し訳ございません。
お礼
回答をありがとうございます。お礼が遅れてもうしわけありません。 優先株式ではモニタリングが効かない。これの回避によりガバナンス弱体化を防ぎ銀行経営の健全化を図る、ということなのですね。 政府が優先株式で救済してくれる状況ではモラルハザードがおきやすい、ということも背景にあるのでしょうか?もう少し調べてみます。ありがとうございました。