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事業仕分けの延長保育事業について
事業仕分けの対象が確定され、保育所の運営費と延長保育事業が対象になりました。 なぜ対象になったのか経緯を知りたいのですが、どなたかご存じないですか?
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- koutaroum
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おそらく、一般的に見て、保育所に流れるお金が多いとの勘違いから、物を見ることのできない政治家がいるためでしょう。 公立と私立の保育所においての人件費は雲泥の差があります。公立の場合ですと、都内なら平均給与が800万円との試算も雑誌にのるくらいです。私立の場合ですと、平均給与は400万円までいかないでしょう。そのために、公立を民間へとの動きとなりました。それは、しっかりとした社会福祉法人においていたくするのであれば、いいことだと思います。 しかし、それでも現状では私立においては、人件費にお金がまわりません。今の運営費では職員の給与を労働に見合った分支払うことができないのです。子供と遊んでいい仕事だね・・という方もおりますが、大事なお子さんを預かる仕事です。重労働だけじゃなく、多大な責任も伴います。にもかかわらず、延長保育のの削減・・・・延長保育においても、2時間の人件費がかかります。しかも最低でも2人は必要なのです。それまで削減されたら、正直なところ保育所の運営はなりたちません。なりたたせるとしたら、給与の削減です。そんなことになったら、いくら保育士を目指し、やりがいのある仕事をと思っても働こうという気になれないと思います。実際に、私のまわりですと、仕事を始めて4.5年の先生でも手取りで15万もらっている人はほとんどいません。(田舎ですが)働いている家庭のために、延長保育を行い、早い日なら朝は7時前には職場に着き、遅い日は夜8時近くまで、そんな職場です。当然、仕事中は、子供につきっきりですので、事務処理、制作、そういったことができるのは家に帰ってからです。 そのような状況も知らない人たちが机上で語っているだけで、それをうのみにしていたら、子供を育むこともできなくなります。 私は、その対象にした人ではありませんので、そういった方の考えはわかりかねますが、実情を知らない人の考えだとしか思えません。 ただ、政治的な立場で、保育界は民主党に敵視されていることは、よくみる記事ですね。 日教組=民主 保育界=自民 そういった政治がらみもあるのでは?と勘繰りたくなる仕分けです。
- kyo-mogu
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わが自治体で公立保育所の民営化問題がありました。そこで出てくるのが「人件費が高い」というものです。 人が人を見る仕事ですから高くなるのは当たり前なんですが人件費というものに、そうとうこだわっていました。民営化すれば安くなると。 指定管理者制度とか出てきましたが、要するに若い保育師を使っていくだけで、ベテランの先生を排除。子供は知らない先生でなおかつ、言い方が悪いですがへたくそな先生が保育をしてトラブルを起こしかねません。ベテランの先生がサポートして成長していきますが、それも望めないと。 保育は金がかかりすぎるという考え方があります。
お礼
ありがとうございます。 今回の事業仕分けは公立分でなく、民間分の議論だと思うのですが。 公立分はすでに一般財源になっているはずです。
- kyo-mogu
- ベストアンサー率22% (3398/15358)
たぶんですが、幼稚園と保育所をいっしょにという考え方があったように思えます。 もし一緒にすると、管轄が異なるのを一元化して、もっと待機児童問題などの解決をするとかだったような。 現在も各地で行われている公立保育所の民間への流れがあります。そのことかも。 自治体が運営しないで民間に任せる。補助金は出す。 しかし、企業に任せてしまうので保育の質が低下しかねません。会社の利益を優先し保育所運営はいかに安く運営を行うかと考えられると困るので反対の署名をしました。このことかもしれません。
お礼
さっそくありがとうございます。自治体が運営しないで民間に任せるが補助金は出す。とい財源は現在、交付金として担保されています。 今回の仕分けはそれは見直すということですから、交付金から一般財源に移るかもしれないということです。 その候補として今回リストアップされた理由を知りたいのが意図です。 11/3の毎日新聞では交付金が多すぎるから見直す。といった趣旨が掲載されましたが、多すぎるという根拠は何なのでしょうか? という質問です。よろしくお願いします。
お礼
大変参考になりました。 ありがとうございました。