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ツベルクリン反応とBCGワクチン

BCGワクチンは日本では成人の結核予防に効果がないとされています。 それでも病院実習前に学生全員のツベルクリン反応を見る理由は何でしょうか?BCGワクチンが効かないと解っているにもかかわらず反応を見る理由がわかりません。 宜しくお願いいたします。

みんなの回答

  • trytobe
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回答No.1

すでに結核菌に対する免疫をもっていれば、ツベルクリン反応を見るだけで済みますから、これでスクリーニングしておくことには意義があります。 あとは、免疫が無かったとわかった場合に免疫をつける方法ですが、BCGワクチンの効果については国によって結核菌への接触や免疫の取得にばらつきがあり、接種したほうが良い地域と、接種しなくても済む地域がある、というだけです。 WHO が、免疫取得に有効な株を再収集しては各国に提供していることからも、BCG の手法に問題があるのではなく、それに使う菌株が適切であれば免疫が適切に獲得される、という点は否定されていないのが現状です。 資料と展望No.48 2004.1 BCG の歴史:過去の研究から何を学ぶべきか (PDFファイル) 日本BCG 研究所学術顧問 戸井田一郎 http://www.jata.or.jp/rit/rj/tenbo/48toida.pdf

george777
質問者

お礼

ご回答有難うございます。 資料も拝読させていただきました。 適切な菌を接種すると言うことに異議はないのですが、それが全てになされていないのも現状です。といいますか、WHOから取り寄せてBCGワクチンを打ったと聞いたことがありません。 結核菌に対する免疫を持っていたとしても、持っていなかったとしても、N95マスクを使ったりと同様のprecautionを行うわけで、それでもツベルクリン反応を行う意義はあるのでしょうか? もしよろしければ更なるご回答をお願いいたします。