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ツベルクリン反応

結核予防の手段でツベルクリン反応の検査がありますが、その結果1.陰性2.陽性3.強陽性があると思いますが、3の強陽性と言われました。頼りないお医者さんで深く突っ込んで聞きにくいですので、概要と心得をお聞きしたいです。簡単で結構です宜しくお願いします。

質問者が選んだベストアンサー

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回答No.4

ツベルクリン反応検査は結核予防の手段ではありません。 結核の方と接触した場合ので30歳未満の人には保健所からの指導で行われる検査ではありますが、30歳以上だとご希望の方のみでしょう。 日本人の場合、ほとんどの方が幼少期にBCG接種を行っています。 そのため、ツベルクリンは反応検査は参考程度にしかなりません。結核以外でも反応しますし… 陽性であること・強陽性であること、そのこと事体だけではBCG接種によるものか感染によるものかの判断が今の医学では出来ません。 過去陰性であったことが確実(接種後年数がたつと反応が鈍くなることはあるので一度でも陽性になったことが無い場合)で、強陽性の場合は感染の可能性が高くなります。また過去の検査値より格段に強い反応を示せば可能性が高くなります。(比較が必要ですがあくまで参考です) ちなみに陽性の人がたかをくくっていると、感染することもあります。陽転していても効果は10年ー15年程度でなくなるといわれていますから。(0では無いらしいですが) 結核患者が発生した場合保健所にとどける義務があります。結核の方すべてが感染させるわけではありません。肺結核の方のうちで排菌という菌を外に出す状態の方でさらにその菌の数が多い方が感染力を持ちます。 その結果をもって濃厚な接触者から(感染の危険性が高い)順次検査を保健所の指導で行っていきます。排菌していない場合など指導はないでしょう。 念のためと云う言い方であるのでご自身のご希望ですか?。可能性が高い状態なら保健所から指導が入るはずなんですけど…(少なくとも職場のスタッフに指導が入ると思いますが、入っていないのなら可能性が低い?。) 結核は気が付かずに排菌している方がいますから、その病院以外での感染も否定できないあたりが微妙なんですけどね。 結核は感染=発症ではありません。発症するのは感染した方の1割程度です。しかも同じ環境にいた方すべてに感染するわけではありません。 さすがに強陽性は気になりますね。結核以外でも反応することもありますけどね まぁ手技によって微妙に値が変わることもあり…水疱つくったりとかしました?? レントゲン撮りましたか?。ツベルクリン反応は判定が怪しげなので普通レントゲンを撮ります。(国の規定でも30歳以上はレントゲンしかないし) とりあえず保健所に相談なさってみてはいかがでしょう。 今回のツベルクリン反応の結果も持参すると良いかと思います。(感染後の1-2ヵ月以後の反応を見ます。それまで変化しないから) 後はレントゲンですね。 上記のように感染の可能性があった場合で、現在何も無い場合、レントゲンで様子を見ていくだけです。しかも頻回である必要性はありません。2年程度は注意。それ以後はまぁ適当に機会があれば検査を受けると良いかと。 年取ってから体力落ちたり、免疫低下の病気になったときに症状があった場合は念のため検査って感じです。 感染の可能性があり、発病していない場合は年齢による対応の差があります… 30歳未満の方の場合抗結核薬の予防的内服が公費負担で行われます。以後の発症の可能性を低くすることが出来ます。30歳以上はレントゲンでのフォローだけです 長くなりましたが参考になれば。 あまり気にせず体力KEEPが大切です。 一応看護師からでした。

参考URL:
http://www.city.ota.tokyo.jp/ota/kita/kenkou/tb/sesshoku.htm
sanniga6
質問者

お礼

詳細にご説明ありがとうございました。参考URLも分かりやすく、気にせず体力キープに心がけます。

その他の回答 (3)

回答No.3

No.2です。 この度、No.1さんとは正反対のコメントを書かせて頂きました。 申し訳ございませんが、No.1さんの参照URLを拝見させて頂きました。 参照URLは若干理解しにくい文章だと思いましたので、補足をさせて頂きます。 ツベルクリン反応は確かに結核菌を培養後、死滅させて毒素のみを残した状態で反応を見ます。擬似的に結核を起こさせるのです。 ただ、産生元の菌が死滅しているため、あとは毒素を抗体で無毒化すればそれで体内に結核症状はなくなります。 その抗原抗体反応が行われている際に発赤反応がでます。反応が高ければ高い程、発赤部分は大きくなります。これは体が結核菌の産生する毒素に抵抗を持っているということです。ご質問者様はこれが強かったために強陽性になったのですから、結核に対して抵抗力があると考えて差し支えないと思います。 その反面、陰性だったら毒素が体内に入っても何も反応していない事になるので結核に罹患しやすい事になります。 その証明はNo.1さんの参照URL内の >陰性:注射部位の発赤の長径が10mm未満 結核に感染している可能性は否定的:感染のハイリスク群 感染のハイリスク群と表記があります。 陰性ならば結核に対してのリスクが高いという事になります。 以上、補足でした。 失礼致しました。

sanniga6
質問者

お礼

再度のご回答ありがとうございます。詳細に渡り内容の説明を繰り返し読みました。感謝申し上げます。

sanniga6
質問者

補足

なぜ検査を受けたかと申しますと、その医院の看護婦さんが結核を患い、もう退院されました。念のため検査を受けた次第です。

回答No.2

薬剤師です。 詳細は下記URLをご参照頂きたいのですが、ツベルクリン反応は陽性度合が高い程、結核に対する抵抗力があるという事です。従って貴方は結核に対する抵抗力が強いという事です。 下記URLに分かりやすく掲載されておりますので、詳細は割愛します。

参考URL:
http://micro.fhw.oka-pu.ac.jp/microbiology/acid_fast/tuberculin.html
sanniga6
質問者

お礼

早速のご回答ありがとうございます。さらにURLの詳しい資料ありがとうございました。

  • sisiko
  • ベストアンサー率15% (134/871)
回答No.1

結核の要素を強く持っているので、無理をすると症状が出るといけないということだと思います。参考になりますかね。

参考URL:
http://www.med.kagawa-u.ac.jp/~hsc/kugoh/moral/tbc_3.htm
sanniga6
質問者

お礼

超特急のご回答ありがとうございます。URLも大変参考になりました。

sanniga6
質問者

補足

なぜ検査を受けたかと申しますと、その医院の看護婦さんが結核を患われてもう退院されました。念のため検査を受けた次第です。

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