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宇宙ステーション補給機(HTV)を大気圏再突入させて焼却処分する理由
HTVが大気圏再突入、52日間の任務完了 http://dailynews.yahoo.co.jp/fc/science/international_space_station/?1257117157 スペースデブリにしないため大気圏再突入させて焼却処分のは分かるのですが何故焼却処分と言う方法を選択するのでしょうか? 今回は一般論ではなくHTVに限定しての質問です。 再回収、墓場軌道、地球の引力圏外など選択肢はどうなのでしょう。 焼いて捨てるのが安くて簡単と言うのは家庭ごみと同じレベルの発想なのかなぁ。
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日本のHTVは、今現在、再突入型を計画していて、その先には有人化があります。しかし、今のところは、費用の関係で、再突入機を稼働させるためには、耐火外層による重量増加と、それに伴う燃料消費量の増加、ペイロードの減少、再突入時の回収費用、再利用する場合の再整備費用など、多額な費用がかかり、いまのところ国家予算が確保できていないのが現状です。 落下燃焼させないで、周回軌道に放置する提案は、増加の一途をたどるデブリの増加に繋がり、しいては、活動する宇宙船の脅威になるので、あり得ません。軌道からの放逐、たとえば太陽への軌道に乗せるとなると、その為の燃料が必要で、その燃料は地球から運び上げなければならないので、不経済となります。
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- oska
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>何故焼却処分と言う方法を選択するのでしょうか? 今回は、有人実験棟に物資を輸送する事が目的だったからです。 輸送ロケットを回収する目的は、当初から考慮していません。 先ず「無人輸送ロケットが、間違いなく有人実験棟にドッキングするか否か」が重要な実験目的です。 >再回収、墓場軌道、地球の引力圏外など選択肢はどうなのでしょう。 宇宙のゴミとすれば、既に多くの衛生が地球上を回っていますから、各衛星に対して大きな脅威になりますね。 ゴルフボール大のゴミが衝突しても、衛星は大破します。 軍事的に言うと、中国は唯一「地球上の特定衛星を、地上からのミサイルから攻撃する実験に成功」しています。 「自国の衛生に衝突する可能性があるので、衛星を攻撃した」という名目で、中国の衛星攻撃実験の正当化を認める事も出来ないのです。 >焼いて捨てるのが安くて簡単と言うのは家庭ごみと同じレベルの発想なのかなぁ。 宇宙開発予算が限られ、ロケット・衛星の製造は民間会社が行なっています。 どうしても、予算に制約があります。 現状では、使い捨ての方が安上がりですね。 しかし、実験が順調に推移すれば、再利用も技術的には可能です。 スペースシャトルの耐熱板には、日本製のセラミックが使われている事は有名ですよ。
お礼
>先ず「無人輸送ロケットが、間違いなく有人実験棟にドッキングするか否か」が重要な実験目的です。 これが分からん。 何でなんでしょうね。 ゴミが出るのは当たり前、当たり前ならそれの対策を前提に開発すべきと思うんですがね。 面倒な事は後回し、地上の環境悪化は開発ありきで面倒なごみは目をつぶったために色んな汚染の問題が後から出てきて追っかけでやっているがちっとも進まない。 そんな失敗を地上でイヤと言うほど知っているのに今度はドッキング優先でゴミは後回しです。 懲りていないんですね。 優秀な宇宙工学の科学者やエンジニアはリサイクルも分別回収もごみの曜日も知らないのでしょう。
今回のミッションは、打ち上げと運搬・ドッキングと分離が主な目的です。 再回収、墓場軌道、地球の引力圏外など選択肢は ハタで見るほど簡単にはできません。段階を重ねて進化します。 今後も改良を重ねていくでしょう。 将来は再回収・有人飛行も視野に入れているようですから。 今後の「家庭ゴミか」ら「リサイクル」へ進化を見守ってください、
お礼
>今後の「家庭ゴミか」ら「リサイクル」へ進化を見守ってください、 そですね。 これからロケットの胴体にリサイクルマークが描かれるのを期待したいです。 出来れば宇宙ステーション補給機ではなく宇宙ステーション補給ゴミ回収機にして欲しいものです。
お礼
やはり焼いて捨てるのが安くて簡単と言う家庭ごみと同じレベルの発想なんですね。