読解力とは……？

質問

普段学校で授業を全く聞いていなくても、現国のテストの読解問題がスラスラと解けて高い点数が取れてしまう人っていますよね。

そういった人は読解力があるから問題を解けるのでしょうか？
また読解力とはどういった能力で、どのように養えば良いのでしょうか？

回答No.1

Garnet396 · ベストアンサー

こんにちは。

私は自分で言うのもなんですが、まさにそのタイプだと自負しております。
現代文の授業なんて1秒も聞かなくとも7～8割以上取れましたし、逆に一生懸命覚えていた古典の方が酷い点数を取るというのもしばしばでした。

読解力がある、という言い方にはピンときませんが、小説や随筆にはそれぞれ力や経験は多少問われるでしょう。
小説は基本的に登場人物の心理描写や場面ごとの情景描写が読み取れればたいていの問題は解けます。
この力は一般的に小説(個人的にはラノベでも可だと思っている)を読む事で養われるといいますが、ただあらすじを理解するだけではなくて登場人物の心理をことあるごとに整理しながら進めていくと飛躍的に伸びると思います。
また、私は幼いころからFFやテイルズなどのRPGをよくやっていたのも一つの要因になっているのかもしれません。(一概にゲームだと言って切り捨てるのは短絡的すぎると思います。)
随筆の場合も、登場する偉人1人1人の思考や思念を箇条書きにでもまとめてみると格段に解き易くなると思います。(頭の中で複数を同時にまとめようとするからごちゃごちゃになるのであり、テスト用紙の余白にでも書き出してみると案外簡単に解けます。)
確かに随筆に使われる比喩はややこしいのが多いので、そればかりは語彙力で補うしかないでしょう。知らない熟語の意味を調べる際、同時に類語辞典でも調べてみるとこの力は伸びるんじゃないでしょうか。(私はYahooの辞書を愛用しています。)

これが私の実践している事です。参考になりましたら幸いです。

お礼

早速のご回答ありがとうございます。

「ただあらすじを理解するだけではなくて登場人物の心理をことあるごとに整理しながら進めていく」

長文やRPGでことごとく場面を見失っていた僕には大変参考になりました。
これから文章を読むときには、人物の心理・メモ書きを意識したいと思います。

回答No.4

syagain

現国における読解力とは、「文脈を理解する力」だと思います。
英語なんかは、文頭の語で文脈判断をしますよね。
（At first,For example,Becauseなど）
日本語でもそうした指標で「文の種類」を見分け、
前後の文との関係、「文脈」を把握することで、読解が容易になります。

例）
たとえば→具体例
つまり→だいじな要旨
しかし→反論

こうした文の要素を見抜くことで、
その文章が何を伝えようとしているかを、
全体的な構造から把握できます。

この力を養うには、実際の現代文を例にして、
自分で上記のような指標を探し分類しながら、
読み進めていくのがいいと思います。

また起承転結などの文構造を意識したり、
文章の全体的な構造のパターンについて意識してするのも、
いい練習法になると思います。

例）
　この間～[起、内容に深く関わらない]
　そこで～[承、本題に入る、論題の提示]
　しかし～[転、反論意見を含めての論理展開]
　つまり～[結、最終的な結論]

お礼

ご回答ありがとうございます。

僕は「文脈」を見失いやすいタイプなので、文それぞれの役割や、その前後関係を見出すテクニックはとても参考になりました。

また、例文を交えての解りやすい回答文も助かりました。

回答No.3

sanori

こんばんは。

＞＞＞そういった人は読解力があるから問題を解けるのでしょうか？

そうです。

＞＞＞また読解力とはどういった能力で、

これは、読解力があまりなくて苦労した私だからこそ知っているのですが、
「読解力」というのは、

１．自分の意思を一切排除して、筆者が書いた文章の中身をそのまんま受け止める能力

２．文章全体をざざっと速読して、要点を把握する能力
（親戚の国語の教師が、そう言っていました。）

３．文章を書く能力、特に、読んだ文章の要約を書く能力

４．論理的な思考をする能力

５．語彙

６．読んだ文章（２ページ程度）の概略と、どの辺にどんなことが書いてあったかを、短時間、いったん記憶しておく能力

です。

ちなみに、上記１についてですが、
いつだったか予備校の先生がテレビに出演していたときに言っていたことで私が驚いたことがあります。
マークシート式の場合、本文を読まなくても選択肢を読むだけで正解がどれであるかがわかるらしいのです。
４つぐらいある選択肢のうち、「正論」や「（受験者が）同意できるもの」があったとすると、それは不正解である確率が高く、
ひとりよがりで偏見に満ちた内容の選択肢があれば、それは正解である確率が高いらしいのです！
私も高校生のときにそれを知っていれば、もっと得点を増やせたはずですが（笑）

＞＞＞どのように養えば良いのでしょうか？

毎日か２日に１冊のペースで本を読めば、確実に付きますが、
週１冊でも相当つくはずです。
ちょっと難しめかもしれませんが、小林秀雄の批評文とか、安部公房の小説とかから入っていくとよいでしょう。

お礼

ご回答ありがとうございます。

特に読解力という能力を説明していただいた、「１」とそれに関する記述には驚きました。僕はなかなか我の強い性格なので、評論文などではすぐ筆者の考えにつっかかってしまい、テンポを落としてしまっていたので。
「２」以降の能力も重要とは思いますが、まずはテストにはなるべくまっ白な心で臨みたいと思います……

回答No.2

cozyspe

本や新聞を読むことを強くお勧めします。あまり活字は・・・というのであれば、まずは、漫画、簡単な小説などから読んでいってください。それに自分の好きなドラマや映画などを観て、なぜこの登場人物はこのときにこんなことを言ったのか？とか考えながら観てみてください。自然に読解力がついてくるはずですよ。頑張ってください。

お礼

ご回答ありがとうございます。

僕は活字は元々好きな方でしたが、「考えながら読む」ということはあまりなかったかもしれません。

読解力向上を目指して、頑張ります！