分液ロートの収率に関して
大学の研究で、R-C(=O)-R'[R:親水基](=以降(1))をエチレングリコールで保護したのですが、
(R'の鎖は、短いです。)
分液ロートで塩化メチレンを使って抽出したのですが、粗収率が30%前後しかえられません。
前任者の方は、粗収率70%~80%でした。
収率を上げる方法があれば教えてもらえないでしょうか?
操作
(1)、(1)のmol比10倍のエチレングリコール、p-トルエンスルホン酸、脱水剤で室温・終夜撹拌。
(脱水剤は、反応にまったく影響しないものです。)
KOH水溶液(約1M)で中和し、塩化メチレンで抽出。
前任者の方のレポートにはKOH水溶液と書かれているのですが、
実験ノートにはKOH(固体)を入れて中和後に水と塩化メチレンを入れているのですが、
この違いで収率って変わるのでしょうか?
(1)は、分液ロート後にカラム精製で収率40%前後です。
よろしくお願いします。
補足
分液をしなくてもカラム操作などで単離することは可能なのでしょうか?