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実験の操作に関して
こんばんは。実験の操作に関して、凄く基本的なことだとは思うのですが、ちょっと混乱しているのでご助言下さい。 例えば、標準溶液をメスフラスコで調整したとします。標線まで精製水を加えた後よく混ぜ合わせます。その後なのですが、ポリびんなどに移す際、ポリびん内を共洗いするのは理解できるのです。しかしながら、試薬を移した後のメスフラスコ内部やその栓を精製水で洗い、それらまで含めてポリびんに入れる必要はあるのでしょうか。どうも混乱しています。でも、仮に液体試薬をホールピペットやメスシリンダーから他の器具に移す際、移し終わった後精製水で洗い込むといった操作は普通しないと思うので必要ないような気もするのですが…。 これがおそらく標定対象物であれば、そこまでの操作はいらないと思うのです。例えば濃塩酸を500mLビーカーで希釈したものを試薬びんに移すときなど。ただ標準溶液だともしかしたら必要なのかと思い不安になってしまいました。 拙い文かつ誤りも多々あるとは思いますが、コメントをお願い致します。
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- mojitto
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『濃度』が大事か、『量』が大事かです。 メスフラスコを使う場合は、たいがい「濃度」が大事な場合です。 つまり、100mlのメスフラスコを使って「目的の濃度の溶液」を調製した場合、最終的に99mlだろうが、50mlだろうが、必要量の「目的の濃度の溶液」さえ確保できればいいのです。(「量」はある程度犠牲にしてもかまわない→共洗いしたものは捨てる) しかし、器具を洗った精製水まで入れてしまうと「目的の濃度の溶液」の「濃度」が薄くなってしまいます。 逆に「量」が大事な場合は、「濃度」は(ある程度)犠牲にしてもかまいません。 だから、共洗いしたものも実験装置に投入します。
>試薬を移した後のメスフラスコ内部やその栓を精製水で洗い、それらまで含めてポリびんに入れる必要はあるのでしょうか… ヒェー、そんな事したらせっかく標線に合わせた意味がないではないですか。 >液体試薬をホールピペットやメスシリンダーから他の器具に移す際、移し終わった後精製水で洗い込むといった操作は普通しないと… 絶対しません。 メスシリンダーは使い方によって色々なので、正確な標定には使いません。 ホールピペットは、溶液を標線に合わせた後容器に移し、先端部の少量の溶液も「ホール部を手で握って温めて」容器に加えます。最近はピペッタにゴムの膨らみがあってそこをポチッと押すと先端部の一滴を排出でき「手で温める」という懐かしいぬくもり(爆)は不必要になっています。 >例えば濃塩酸を500mLビーカーで希釈したものを試薬びんに移すときなど。ただ標準溶液だともし… この場合も「絶対」してはいけません。 標定したものに何かを加えるのは「禁忌」です。
お礼
間抜けなことばかり言って申し訳御座いません。 でも少しずつもやもやが晴れてきました。 一つ確認なのですが、例えば濃塩酸を試薬びんからメスシリンダーに採取し、500mlのビーカーで希釈したとします。まず約500mlの精製水をビーカーに入れておき、そこにメスシリンダーの濃塩酸をガラス棒を伝わらせて流し入れますが、その後メスシリンダー内を精製水で洗いそれをビーカーに加える必要はないということで大丈夫でしょうか?
- simakawa
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標線にあわせたら,もう水などを加えたらいけません.規定濃度にしたわけですから,残ろうが,付着しようがそのままです. 沈殿物の採取などでしたら,当然共洗いはしますが,濃度を合わせた場合はもう何もしません.
お礼
わかりました。有難うございます。
- パんだ パンだ(@Josquin)
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ポリビンが保存目的の容器なら、溶液を調整した後に精製水を加えると濃度が変わってしまうので、ダメです。 何を一定にすべきなのかを考えてください。 濃度なのか、容器内の物質量なのか。
お礼
ポリびんは基本的に保存目的です。結論はわかりましたが、標線にあわせた後メスフラスコを振りますよね。その時栓などに溶液がつくと思うのですが、それは考慮しなくて良いのでしょうか?よく、最初は標線の下まで精製水を入れ、メスフラスコを振り合わせた後栓などについた液滴を洗い込みますが…。
お礼
濃度と量については気をつけていきます。慣れるまでに時間がかかりそうですが。お忙しいなかご回答有難うございます。