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話法の転換についてご教授願います。
こんばんは、私公立中学校で放課後の自習を支援するアルバイトをしております。 先日、中学3年生の男子生徒に話法の転換で、 My mother said to me "please help me." を転換すると、My mother asked me to help her. になるという話をしたのですが、何故、help herなのかと問われました。日本語に訳すと、「私の母は私に『彼女を』手伝うように頼んだ。」となるので、しっくるくる日本語ではhelp meでは?と聞かれました。 私は、命令文の話法は上記のようになる。と覚えているので、生徒に何と説明すれば良いのか困っています。 英語を教えている身としては恥ずかしい質問ですが、中学3年生にわかりやくす説明する方法をご教授願います。
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こういうのを「話法の転換」と教えているのでしょうかね. 日本の英語教育で間接話法と直接話法として,A+B を B+A に書き換えるといった数学的な処理をしてしまうのですが,これは決してよいことではありません. 書き換えという教え方は現実の英語を破壊してしまうとすら思います. この例でも,たとえば,前の文の「please」はどこへ消えたのでしょうか? 依頼が命令になったりします.こういう人為的な書き換えは,本来の意味合いを無視しているので,どんどんナマの英語から外れて行く効果を持っています.こうした書き換えはやめるべきです.
- wind-sky-wind
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まず,直接話法というのは,その人が言ったセリフそのものをそのまま再現したもの。 間接話法は筆者が客観的にストーリーテラーとして事実を説明したもの。 そして,I「私」,you「あなた」というのは,その場その場で,その発言で「話者自身が I」,「話しかける相手が you」,それ以外の第三者が he, she などとなります。 筆者である私に,私の母親が言ったセリフが「私を手伝ってちょうだい」 このことを,筆者が客観的に説明すると, 「(私が)私の母(すなわち,彼女)を手伝うこと」 これが to help her です。 My mother said to me, "I want you to help me." なら My mother told me that she wanted me to help her. 母のセリフの再現は「私はおまえに私を手伝ってほしい」 筆者が客観的に説明すると, 「母(彼女)は,私に,母(彼女)を手伝ってもらいたかった」
お礼
早速のご解答、どうもありがとうございます。 インターネットや文法書を見ても話法の転換がwind-sky-windさんのように丁寧に解説されておらず、困っていました…。 これで、明日生徒にきちんと説明ができそうです。 ありがとうございました。