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PLの「当期純利益」の対応部分はBSの「純資産の部」のどちらになるのでしょうか?

よく参考書ではPLの当期純利益の対応部分はBSの純資産だとか、BSの利益剰余金書だとか説明されていますが、実際の企業の有価証券報告書を見ると、同じ場合がほとんどありません。 もちろん、ぴったり数字が合うというケースはないのかもしれませんが、どのように解釈するとよいのでしょうか。BSの純資産の資本金以外の一部という感じで理解するのが妥当なのでしょうか。よろしくお願いします。

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  • ok2007
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回答No.3

PLの当期純利益は、BSの利益剰余金の中に含まれます。あくまでも利益剰余金の一部に過ぎませんから、まず一致しません。 もう少し詳しく述べると、PLの当期純利益は、BSの利益剰余金の一項目である「その他利益剰余金」の中に含まれます。「その他利益剰余金」は、『前期末のその他利益剰余金に当期純利益や配当額などの当期の変動額を加減』した額です(貸借対照表の純資産の部の表示に関する会計基準36項、会社計算規則52条)。 従って、PLの当期純利益は、BSの純資産の部の一項目である利益剰余金の、そのまた一項目である「その他利益剰余金」の一部、ということになります。もちろん、前期末のその他利益剰余金、当期の配当額等がいずれもゼロであれば、当期純利益と当期末のその他利益剰余金とは一致します。

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  • minosennin
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回答No.4

PLの当期純利益とBSの純資産(繰越利益剰余金)とのつながりについては先のご回答のとおりです。基本的にこれらが数字的に直接一致することはありません。 会社法施行前のPLでは、当期純利益の後に剰余金の増減が記載され、その末尾の当期未処分利益の額がBSの当期未処分利益の額と一致する関係がありました。 これに対して会社法施行後は、PLの当期未処分利益の計算が廃止され、代わりに株主資本等変動計算書が新設されました。これによってPLの当期純利益とBSの純資産額とのつながりが切れ目なく説明できるようになっています。 この株主資本等変動計算書はBS、PLと並ぶ第三の財務諸表です。これが必要となった理由は、会社法の施行により株式会社は剰余金の配当をいつでも決定でき、また株主資本の内訳を変動させることができるようになったことや、その他有価証券評価差額金を純資産の部に直接計上することとなったことなどで、純資産の変動要因が増加し、従来のBS、PLの記載だけでは各項目の数値の連続性を把握することが困難になっている状況を解決するためです。 各社の有価証券報告書に記載されているので一度ご確認ください。

  • kurepuu
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回答No.2

損益計算書の当期純利益は一定期間の「企業活動の成果」で、貸借対照表の利益剰余 金は「これまでの積み重ね」と考えれば理解できますでしょうか

回答No.1

そうですね。PLの当期利益はBSの貸方の資本の部の剰余金の下に計上されて,借方/貸方のB/Sがとれるのです。

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