- ベストアンサー
大分のような教員採用不正などの逮捕が今後も行われるのでしょうか?
昨年大分の教員採用不正の逮捕はその後他府県に広がらずにあっという間に収束しましたが、また摘発が起こることはないのでしょうか? またその他の公務員の採用不正があったとして今後摘発されることはないのでしょうか? つたない質問ですみません。 個人的には政権交代がほとんどなかったために自浄作用のようなものが 弱かったのだと思いますが、ようやく訪れた政権交代に関心を寄せています。 不正採用者のために努力されて公務員になられた方が疑われるのはつらいのではと思っています。 ご回答よろしくお願いします。失礼な表現がありましたらすみません。
- みんなの回答 (1)
- 専門家の回答
質問者が選んだベストアンサー
> また摘発が起こることはないのでしょうか? > またその他の公務員の採用不正があったとして今後摘発されることはないのでしょうか? 見込みは非常に少ないと言っていいでしょう。 > 個人的には政権交代がほとんどなかったために自浄作用のようなものが > 弱かったのだと思いますが、ようやく訪れた政権交代に関心を寄せてい > ます。 民主党への政権交代で教育界に自浄作用が強まるとは、全くのところ期待できません。 非常にごく一部を除けば、教員の採用は地方自治に属する話なので、各都道府県の裁量になります。したがって、その採用についての自浄作用は国政の政権交代では全く進む見込みはなく、また採用を決めるのは教育委員会ですが、基本的にここへの人事権は、都道府県知事ですらほとんど及ぼすことができないのが実情です。 したがって、自民党から民主党への政権交代はほとんど教育界の自浄作用の向上には資することはないでしょう。 こういった話を横においても、民主党政権下での教育界の復興は、全く期待できないものがあります。 たとえば、私は塾講師もやっていますが、中3で2000円の3割引がいくらかを答えられない生徒が相当程度います。アルファベットも満足に書けず、高校の数学の入試問題に 3-2 程度の問題が平気で出ます。 この程度のことも教えられないのが、残念ながら現在の教育界、特に公教育のレベルだと思ってください(力のある教師は、都市部では大抵は私立にいるのです)。 これを改善するために、教育免許の更新制その他の政策がとられることになっていましたが、民主党政権下では廃止されるようです。 このような方向性から考えても、教育の質という点一つ取ったとしても指導力を確認するようなシステムを否定するような政権が、ほんの一部であれ教師の人事権やその妥当性の検証プロセスに口を出せるようなシステムを今後作ることができるとは思えません。
お礼
早速のご回答ありがとうございました。 >教員の採用は地方自治に属する話なので、各都道府県の裁量になります。 >したがって、その採用についての自浄作用は国政の政権交代では全く進む見込みはなく、また採用を決めるのは教育委員会ですが、 >基本的にここへの人事権は、都道府県知事ですらほとんど及ぼすことができないのが実情です。 中央・地方行政の管轄と権限のお話勉強になりました。その人事権の裁量にはいろいろとありそうですね。採点の基準や方法、そして結果の詳細が明確に分かり、利害関係者でない方の監視などの条例が整備され、意図的な操作などが入り込まないようだといいですね。ところでマークシートなどはその場で採点できそうに思います。 >教育の質という点一つ取ったとしても指導力を確認するようなシステムを否定するような政権が、 >ほんの一部であれ教師の人事権やその妥当性の検証プロセスに口を出せるようなシステムを >今後作ることができるとは思えません その点、改悪になりそうですね。 個人的にどんどん政権交代や首長が変わることでしがらみのようなものの入り込む余地がすくなるなることを期待しています。 ご回答ありがとうございました。