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採用取消と地公法による身分の保障
不正合格した教員は、採用試験の得点が合格基準に達していなかったから、合格そのものが無効という理屈は分かるのですが、地方公務員は一端採用されれば地方公務員法によって身分が保障され、本人による違法行為や著しい不適格性がなければ解雇されないはずなので、本人の全く知らないところで本人以外の親などが汚職していた場合は、不正合格教員の解雇は可能なのですか?地公方15条を理由に解雇するとなれば、 曲がりなりにも採用された教員の身分保障の規定に反するということは ないのでしょうか?
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採用に関わる行為で不法行為が有ったと認定されれば、公務員の地位保全以前の問題ではないでしょうか? すなわち、公務員に採用される根拠が違法となれば採用資格そのものが失われます。 悪くすると、不法な資格によって得た給与は全額返済の要求もあるかもしれません。 国民(納税者)から見ると、それくらいは当たり前と思いますが… >本人の全く知らないところで本人以外の親などが汚職していた場合は、 本人が関係ないことを自ら立証して、不正をおこなった親を訴えることになります。 しかしながら、教職員の子弟で、採用についてなんらかの不正があることを本当に本人が知らないということは俄かに信じがたいことです。 裏を返すと、それほど日本では教員採用などに『口利き(金銭授受は無くても)』が普通です…。 だから、教員には世襲が多いのですよ。 一連の報道を見ても「何を今更…」の感が強いですね。 解決策は、教員採用について戦前のように師範学校を置き、専門課程を含めて6年間しごいて、卒業生のみ全て採用すればよいでしょう。 例え入学時に口利きがあったとしても6年あれば能力の無いものはふるい落とされます。 問題は、現在どんな大学でも付録でついてくる教員免許で教員採用の資格となるところにあります。 これなら反日教員や、ロリコン教員なども入り口の段階、履修段階でふるい落とされるようになるでしょう。
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- russian26
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法的な部分でいえば、採用手続き(試験を含め)に違法性は無いかというところです。 本人が自らが行った行為であるか。知り得る立場にあったか。知らなかったか。はその後の措置を含めた判断素材になります。 今回は、不法行為(違法行為)による採用になりますから、関連法令による権利保障は適用されません。(個別件名の判断においてです) 判断が難しいですが、今回は知り得た時点で採用資格を取り消すとしたのだと思います。 重い判断であれば、採用時点から資格無効となりますから生徒への影響も出てきます。 今回の、さまざまな影響を考慮した必要十分な判断だと思います。 惜しむらくは、今一度対象者に採用資格十分かの再試験もしくは、当時の答案用紙等が残ってるのであれば、再評価を行い登用するという判断もあったかなとは思います。 どちらの立場においても将来がある若者を深く傷つけてしまった、残念な事件の一つです。
お礼
回答ありがとうございます。 私もそう思います。 ただ、事実上の解雇に対して異議申し立てはできるので、あとは司法の場で解決をさぐることになるのでしょうね。 不正教員のレッテルをそそぐための再試験や、1年間の職務に対しての再評価をすることには同感です。 本人も、不正合格教員のままよりずっといいと思いますから。
- lilact
- ベストアンサー率27% (373/1361)
大分教育委員会は「解雇」とか「免職」という言葉を使っていないですね。「採用取り消し」という言葉を使っています。つまり身分保障の規定は関係ないということなんですね。 「不正によって合格」は、本人が知らなくてもアウトですね。贈賄があっても加点はされていなく本人も知らないという場合はどうするか、これはまだわからないですね。 なお、この処分を受ける人でも今までもらった給料は返さなくてもいいですし、これまで生徒が受けた授業の単位は有効となります。
お礼
回答ありがとうございます。 公務員としての身分保障の異議申し立ての権利はあるわけですから、 あとはやはり司法判断によるしかないようですね。 採用試験の点数が悪くとも、1年間教師をやってきたのですから、 有能な「不正教員」はそのまま残してもいいのでは、とも思うし、 それでは得点を不法に削られて不合格にされた「本来の合格者」が かわいそうすぎるし・・・と、難しい問題ですよね。
- s_end
- ベストアンサー率41% (176/425)
的はずれかもしれませんが私も一言。 もし、不正合格により退職を命ぜられた教員が 「親が勝手に付け届けをしたんだ! 悪いのは親と付け届けを受け取った奴だ! 私は悪くない! だから私は絶対に退職しない!」 とわめいたとしたら、是非その教員とその親の顔を見たいものですな。 恥を知れ! と言いたい。 退職勧告される前にせめて自分から辞めるべきでしょう。 もし依願退職を許可してもらえるなら、懲戒免職でないだけでもありがたいと思うべきでは。懲戒免職はつぎの就職にさしつかえますからね。 まあ、そんな常識が通用する連中ではないことは充分判っていますが。 各回答についてお礼欄、補足欄にて質問者様のご意見も伺いたいです。
お礼
回答ありがとうございます。 わめくかどうかは分かりませんが、「採用取り消し」処分を受けた当該教師たちが、処分の取り消しと、教員(公務員)としての地位保障を求めて異議申し立ての訴訟を起こすことは出来ます。 この事件は、あくまで県教委の組織的汚職なので、結果的に不正合格 になってしまった(本人の知らないところで)人に限っては、 気の毒だと私は思います。1年間の教員歴を考慮して、当人の適性があれば、そのまま教師でいさせることもよいのではないかと思うのです。 私が児童の保護者なら解雇には反対するでしょう。
- e_Chikama
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的外れかも知れませんが、私の考えを 質問された方、まさか公務員ではないでしょうね。 でなければ、なかなか心のやさしい人ですね・・・。 一般の国民(納税している人)毎日汗を流して得る収入から納税をしているのですよ、真面目な納税者からの次元で判断すれば、自ずと判断出来るのではないでしょうか。 法律以前に、国民があって国が成り立つのです。 現在、日本にとって大きな問題は、国民が国(代議士、公務員)を信用していない所に問題があると思われます。(年金問題、高齢者の保健、特定財源の使い方、この問題等) この信頼回復こそが最重要課題です。 このような事を許せば、わけのわからない他の国と同じです。 本当の民主主義の国に代わってほしいと思っています、 少し言いすぎかな・・・・・
お礼
回答ありがとうございます。
お礼
回答ありがとうございます。 本人が実力で正当に合格したと思いこんでいたとなると、 それを立証することも、また、さかのぼって採用資格を無効にすることも、これまた困難なことだと思います。 いずれにせよ、この事件、もつれにもつれるでしょうね。