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通信学校に通いたい理由と質問
- 大学卒業後に子供関係の仕事を経験したものの、教師になる夢を持ち、通信学校で教職免許を取得したい。
- 通信大学に相談した結果、最短で2年かかることが分かり、就職に影響するためバイトとの兼業を検討している。
- 教職を取得するためには公立・私立の試験が存在し、就職先は高校や中学校や大学の教授など多岐にわたる。
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>(2)お勧めの通信大学は何かありますか?(通信大学は十月後期スタート) 基本的に、通信であれ、通学であれ、 4年生で、教育実習に行くためには、4年生に進級した時点で、 (1)卒業に必要な単位のうち、○単位以上を修得済であること。 (2)中学社会科教育法or高校公民科教育法以外の、教職科目のうち、○単位以上を修得済であること。 (3)中学社会科教育法or高校公民科教育法の単位を全て修得済であること。 (4)教科に関する科目のうち、○単位以上を修得済みであること。 以上4分野全ての単位を規定数以上修得済の学生のみ、今年の教育実習の履修を許可する。 1分野1単位でも、単位が不足している学生には、今年の教育実習の履修は、一切許可しない。 来年の教育実習を履修出来るよう、努力すること。 ・・・といった、履修制限があります。 通信制大学の場合、 パンフレットには、「最短2年で取得出来ます!」と書かれていることが多いですが、 実際には、社会人として働きながら、勉強される方が多く、 仕事が忙しく、思うように勉強が進まず、 そのため教育実習の履修許可がなかなかおりず、 0からのスタートで、教員免許取得まで4~6年もかかった というケースが多いです。 ですから、必ず2年で取得出来るという保証は全くありません。 (3)公立の試験は、そんなに難しいのですか?私立の場合も試験がありますか? ちなみに、各都道府県で実施している公立中学や公立高校の教員採用試験の合否は、筆記試験の成績と、面接の内容で決まります。 卒業した大学名や、卒業した学部・学科がどこかというのは、合否に関係ありません。 また、教員免許を取得されるのであれば、 中学免許と高校免許をセットで取得されることをオススメします。 公立中学や公立高校の教員採用試験の実施都道府県によっては、中高一括募集をしているところもあり、 その場合は、中高両方の免許がないと、教員採用試験の願書を提出した時点ではじかれてしまい、受験出来ません。 また、私立の中高一貫校では、中高両方の免許がないと、採用されない場合もあります。 (5)今離職中ですが、通信に入った場合、就職したら介護等体験や研修で3週間ぐらい潰れてしまうと聞いてこの二年間は就職せずにバイトの方がいいのですか? ☆教育実習 中学免許と高校免許をセットで取得する場合、 中学か高校のどちらか片方へ、平日連続3週間行ってくればOKです。 中学と高校の両方へ、教育実習に行く必要はありません。 ☆介護等体験特例法(小学校及び中学校の教諭の普通免許状授与に係わる教育職員免許法の特例法に関する法律)では、 介護等体験実習は、 「教職課程のある大学や短大が、 都道府県社会福祉協議会や、都道府県教育委員会に、 実習希望者全員分を一括申し込みすること」 と規定されています。 そのため、個人で申し込もうとしても、はじかれてしまい、受付されません。 介護等体験実習は、 1年前期→介護等体験実習事前指導(6回) 1年後期→社会福祉施設実習(平日連続5日間) 2年前期→特別支援学校実習(平日連続2日間) 2年後期→介護等体験実習事後指導(1回) ・・・という風に、2年間にまたがって行います。 ※実習先によっては、土日や祝日はお休みというところもありますので、 実習は、ほぼ平日になるとお考え下さい。 特別支援学校実習と、教育実習を、同じ年度に実施してもかまいません。 (6)他にも学芸員を取りたいのですが、やはり二年はかかりますよね? 学芸員の資格を取得するには、「博物館実習」も必修です。 「博物館実習」とは、博物館や美術館・文化センター・資料館などのどこか1か所へ、 平日2週間通って、学芸員の仕事を体験するものです。 この実習に行ってこなければ、学芸員の資格は取得出来ません。 基本的に、通信であれ、通学であれ、 4年生で、博物館実習に行くためには、4年生に進級した時点で、 (1)卒業に必要な単位のうち、○単位以上を修得済であること。 (2)「博物館概論」「考古学」の単位を全て修得済であること。 (3)「生涯学習概論」「視聴覚教育メディア論」「教育原理」のうち、○単位以上を修得済みであること。 (4)「日本文化史」「西洋文化史」「中国文化史」「オリエント文化史」「民俗学」「文化人類学」のうち、○単位以上を修得済みであること。 以上4分野全ての単位を規定数以上修得済の学生のみ、今年の博物館実習の履修を許可する。 1分野1単位でも、単位が不足している学生には、今年の博物館実習の履修は、一切許可しない。 来年の博物館実習を履修出来るよう、努力すること。 ・・・といった、履修制限があります。 通信制大学の場合、 パンフレットには、「最短2年で取得出来ます!」と書かれていることが多いですが、 実際には、社会人として働きながら、勉強される方が多く、 仕事が忙しく、思うように勉強が進まず、 そのため博物館実習の履修許可がなかなかおりず、 0からのスタートで、学芸員資格取得まで3~4年もかかった というケースが多いです。 ですから、必ず2年で取得出来るという保証は全くありません。
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- hukuponlog
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ご質問の内容は、 1.教員免許の取得に関わる内容 (1)、(2)、(5) 2.教員採用に関わる内容 (3)、(4) の2種類に分かれるようです。2つは全く別の問題ですので分けて考える必要があります。それぞれを総括的に回答します(学芸員については、別の話なので省略)。私は、教員養成系の大学教員です。 1.教員免許の取得に関して 教員免許の取得に関しては、遅いことはありません。また、通信で取得するなら、どこの大学でも(費用などは別にして)同じですから、スクーリングに通いやすい大学・費用がかからない大学を選ぶのが良いでしょう。 バイトが良いか、正規職員が良いかという話でいえば、正規で勤務できるならその方が良いに決まっています。あなたが大学に聞いた「最短で2年かかる」は、言葉通り「最短」です。実際には、その倍以上の年限がかかると覚悟した方が良いと思います。 いつになるか分からない実習のために、最初からバイトを前提にするのは馬鹿げています。実際に、(必要な単位を取得し)実習に行ける目処がついた時点で、やむを得なければ退職をすれば良いのです。 2.教員採用に関して はっきり言って、中高の社会は大変難関です。文・法・経・教などあらゆる文系学部で教員免許が取得できますし、東大・京大など旧帝大からも受験をします。当然倍率も高くなるし、受験者も「優秀」です。従って、公立の場合採用枠はあっても、生半可な実力では合格しません。実際、後述しますが、高校あたりの史学の教員には、大学教員クラスの実力の持ち主がゴロゴロいます。 私立中高の場合も、当然試験はあります。「適性検査」と言われる試験を受け、その結果を持って各私立中高に採用希望を出すのが普通です。こちらも、非常に狭き門です。ただ、私学の場合非常勤での採用は「ツテ」で決まることもあります。 大学の教員についていえば、あなたが志望する史学の場合は、東大・京大など旧帝大の博士課程を出て、査読付き論文を書きながら、非常勤や高校教師、学芸員をやってポストが空くのを待つという人が多い。つまり別世界の話だと思った方が正解です。 結論として言えば、教員免許自体は取得できるでしょう。ただし、その後教員として採用されるかと言えば、「非常に難しい」というのが事実です。あなたのキャリアから考えるとお勧めはできません。
- trytobe
- ベストアンサー率36% (3457/9591)
現在は、めったにリストラがない職業というのは人気になってしまい、良くも悪くも競争率が高い職業になっています。 知人からの話などを聞いても、実習助手などの職に就きながら何年もかかって教員採用試験に合格して20代後半で教員になる方も珍しくありません。 ですから、単位取得の容易さとは関係なく、教員採用試験が一番の狭き門であり課題となります。(なお、免状は、小中高のような学校種や、職種・職階によって分かれていますので、目的の科目の目的の職種のものを取得する必要があります。) 私立は一般企業のように採用をする(単に教員免許を持っている人が前提になるだけ)ですので、通常の採用試験のような選抜が行われます。公立と異なり公務員とはなりませんから、一般企業のようなリストラも倒産もあります。 以上の点から、なにか職に就いた状態で定常的な収入を確保した上で、通信教育などで単位取得をし、一旦教員になると覚悟したら教育実習のために現職を去るつもりでいる必要があります。 なお、学芸員については大学で専門的な課程(単位)の取得が必要ですし、採用するのが自治体が運営する施設が多く、資金面でも人材枠も非常に限られている(不景気&定年で穴が開くまでポストがない)のが難点です。 大学教授に至っては、博士号の取得が大前提で、その後に大学への採用で、助手→准教授→教授という出世をしなくてはいけません。まれに、学位に関係なく専門分野に通じた人を教授採用する私立大学もありますが、よほどの専門性や功績・講義の魅力(集客力)がないと無理です。