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プリンター出力は版画と言えますか。

とくに公募展に出品する場合。認められますか。美術方面の事情に詳しい方いたら。教えてほしいのですが。

みんなの回答

  • syami
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回答No.5

最近の公募展では徐々に認められる様になってきてはいるようですね。審査員全員が理解し賛同して出品条件に入っているとは思いませんが。 個人的には、「なにか媒体を介してでてくる表現物」は、「版表現」として「版画」だと認識しています。 公募展への入選・入賞が目的なら、条件に臆せず出品するのもよいと思いますが、表現の一つとしてプリンターを利用するのなら、公募展にこだわらず自由な独自の作品世界を広げていく事をおすすめします。 がんばってください。

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noname#3690
noname#3690
回答No.4

No.2です。補足します。 「版画」というものは「元版」から二次複製物をつくることを指しますので プリンタ出力も版画の範疇に入ります。 木版や銅版の代わりにプリンタを使用するだけですから。 ただ「元版」そのものを出品しても、それは「工芸」になってしまいますからご注意を(笑)。 それと版画や絵画という「技法」と、デザインという「表現」を混同しないほうがいいです。 版画でデザイン物を作ることもあるのですから。

toshi3
質問者

お礼

 プリンタ出力が版画作品かどうかは二つの側面があるのではないでしょうか。芸術性だけで判断するか、プラス商品的価値も含めて判断するか。  基本的にプリンター出力でも芸術性が高ければOKとおもいますが、問題は、無数に複製出来る、プリンター出力では、書店で売っているアート本と同じことになり、版画市場を流通する商品としての価値が低くなっていまします。  芸術性を考えた場合でもプリンターには、版の掘りかたや、インクの乗りみたいな。技術的修練の要素がありません。それが絵画の場合のテクスチャのように、版画作品を判断する要素なら。版画としは未完成、そういう考えもあります。実際はどうなんでしょうか。  しかし、プリンターだからデザインというのも乱暴な話と思います。 デザインは、なんらかの他者のメッセージを伝えると言う機能を持っていますが、すくなくとも版画作品は純粋に自分のために作るのではないでしょうか。  みなさんの意見を参考にしながら、自分の考えをまとめるつもりでしたが、結論は出ませんね。とりあえず、暫くはプリンターで出力で行くつもりです。  写楽やデューラーやアンディーウォホールなどが生きていたら、どうしたかなと想像するとおもしろいですね。意外とプリンター使っているかも。

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回答No.3

版画学生です。おもしろいですね、この質問。考えたことなかったです。 結論から言うと、わたしは、OKです。 いわゆるファインアートとしての版画printmakingは、asucaさんが言われるように版があってこそ出来上がる絵です(モノプリンティングはビミョーですが)。というのは、同じ板からする場合でも一枚一枚微妙に違い全て本物扱いとなります(エディションにするときは同じでないといけないんですが、そこは手刷りなので....)。あと当然ながら版と作品は鏡のように反転しています。最近コンピューターは版下を作る時に二次的に使うことでポピュラーになってきています。ただ、最後のフィニッシュの刷りで使ってこれが版画だ、ということになると?になるでしょう。 でも、歴史を見てみると、もともとは印刷技術にも使われたのが芸術となって今に至ります(彫金もあrけど)。更に言うと、版画はアートと言うより職人的なものも大きいです。エディションとして複数刷る時は、大抵著明な作家は自分でやらないもんです。一人で100枚も200枚も刷れるわけないです。なので、最初の何枚かを自分ですってあとは別の人にやらせるっていうのが普通です(なんでもやりたがりのレンブラントは自分でやったかもだけど...)。日本の浮世絵も完全分業ですよね。うーん、となると、他人の手がやるのとプリンターがやるのと違いがあるんだろうか??とも思います..... でも実際にはコンピュータグラフィックに分類されることが多いです。うちの学校もそういう風に考えていると思います。 でもコンペなどだと審査員の好みが結構でるので、出されるコンペの過去のをチェックしてみられてはどうでしょうか?あと事務局にきいてみるとか。 版画のふるーい世界じゃシルクスクリーンもまだ新参者扱いな雰囲気があるんで、コンピューターの版画となると大っぴらに認められるのはもうちょっと時間がいるかもですねえ... ...まあ、でも版を作る所から額装するまで一枚でもかなり苦楽を味わいつつ手間をかけるので、それを横目にプリンターがシャッシャッとしてたらムムッ...とは思うでしょうが...(笑 まだ学生なんでちょっと間違っている所があるかも知れません(特に歴史の辺り^^;)。その時はごめんなさい。 この話今度ダイレクターにしてみます。なんかあんまり解答になっていないですが、出品がんばってくださいね。

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noname#3690
noname#3690
回答No.2

私は公募展にプリンタ出力を版画として出品しています。 どこの場合も事前に問い合わせはしますが これまでそれが認められなかったことはありませんでした。 受賞歴も多数ありますので、ただ賑やかしに出品を受け付けるだけではなく 審査の際も正当な扱いを受けていると思います。 が、審査員によってはデジタルプリントに偏見や拒否感を持つ人もいますから 多少のハンディは覚悟しておいたほうがいいです。 その分やりがいがありますけど(ガンバレ!)。 それと逆の意味で同様に、 偏見のない審査員は特に「デジタルプリントだから」という見方はしませんから ただデジタルプリントと言うだけでは審査に残れません。 一般の版画作品と同じ水準のものが求められます。 ただひとつだけ、プリンタによっては変色が激しいものがありますので 特に「買上賞」などの対象になった場合、作品の保存が困難な場合もあります。 今までは主催者側にそうした知識が乏しかったこともあって、あまり問題にされていませんでしたが この先、それが理由で出品を拒まれることがあるかもしれません。 顔料系のインクを使用するなどの条件が付くかもしれませんから 事前に問い合わせすることは必要だと思います。

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  • asuca
  • ベストアンサー率47% (11786/24626)
回答No.1

たとえば二科展の場合私の湯人が入選しているそうですが絵画部門では出品させてもらえずデザイン部門になるそうです。 ただ、版画というのは何らかの物に凹凸もしくはシルクスクリーンのような物をつけた物を使って紙などに色を「刷る」事をいいますのでプリンタ出力は間違いなく版画ではありません。 絵画かどうかということだったらまた別のことになりますが。

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