QOLを大切にした介護とは・・・??
私は介護福祉士になるために専門学校へ通っています。最近、一段階の実習が終わりました。
実習の間に、QOLを大切にした介護って何かなっと思いました。
利用者さんのQOLを大切にする、と沢山聞いてきました。それは利用者さんのプライバシーの保護、個別性とか、その人らしい生活を送れるような環境をつくったり、その人だからこそのケアプランを考えることだと聞いてきました。
しかし施設では、食事、入浴、消灯など時間が決まっていて、レクなども強制参加でした。
利用者さん全員の生活のリズムが同じ。
食事が運ばれてくるまでの間、食堂へ全員集まります。集まるというか、介護者さんが利用者さんを食堂まで連れて行きます。
「ここにいても暇だから部屋へ帰ってテレビが見たい」という利用者さんに、職員さんは「危ないからここで大人しくしていて」と仰いました。
職員さんに「どうして部屋へ行ってはいけないんですか?」と聞くと、「私たちの仕事の都合かな。見張れるところにいてくれないと困る」と返されました。
それを聞いて悲しくなりました。
失礼かもしれないですが、「生きている」というより、「生かされている」と言った方がしっくりくるような感じでした。
QOLを大切にした介護って、1番大切なのは何でしょう?
利用者さん自身の意思を尊重すること・・・?
意思よりも安全を確保すること・・・?