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QOLを大切にした介護とは・・・??

私は介護福祉士になるために専門学校へ通っています。最近、一段階の実習が終わりました。 実習の間に、QOLを大切にした介護って何かなっと思いました。 利用者さんのQOLを大切にする、と沢山聞いてきました。それは利用者さんのプライバシーの保護、個別性とか、その人らしい生活を送れるような環境をつくったり、その人だからこそのケアプランを考えることだと聞いてきました。 しかし施設では、食事、入浴、消灯など時間が決まっていて、レクなども強制参加でした。 利用者さん全員の生活のリズムが同じ。 食事が運ばれてくるまでの間、食堂へ全員集まります。集まるというか、介護者さんが利用者さんを食堂まで連れて行きます。 「ここにいても暇だから部屋へ帰ってテレビが見たい」という利用者さんに、職員さんは「危ないからここで大人しくしていて」と仰いました。 職員さんに「どうして部屋へ行ってはいけないんですか?」と聞くと、「私たちの仕事の都合かな。見張れるところにいてくれないと困る」と返されました。 それを聞いて悲しくなりました。 失礼かもしれないですが、「生きている」というより、「生かされている」と言った方がしっくりくるような感じでした。 QOLを大切にした介護って、1番大切なのは何でしょう? 利用者さん自身の意思を尊重すること・・・? 意思よりも安全を確保すること・・・?

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回答No.1

これは難しい問題ですよね。たしかにQOLを考えることは大切ですが、施設において一人一人の意思をすべて尊重することは職員の人数から考えても難しいんですよね。もし自分でうまく動けない方を一人にして転倒したりけがでもしたら、大変です。かといって、一人一人に付き添うことは難しいのです。利用者の方にも施設にいる以上はある程度集団生活のルールを理解していただく必要があります。 介護者は利用者の安全、生活リズムを整えてあげることも役目です。  しかし、そんな中でも努力は必要です。一日の中で自由な時間もあるはずですから、そこで好きなことをしてもらったり、レクも強制ではなく、嫌な日は出なくていい事にするとか。 全員に毎日好きなようにしてもらうことは難しいけど 日替わりでスポットをあてるとか、いろいろ方法はあります。それには介護者がカンファレンスで一人一人について話し合いをしてどんな援助が必要か考えていくことが必要です。  そもそも老健施設には、入りたくて入ったひとは少ないはずです。身寄りがなかったり、体が不自由で家でみてもらえないから、仕方なく入った人など、悩みもさまざまで、心開けない方もいます。そこが人生の最後を過ごす場所となる方もいます。だから、一人一人がなるべく自分らしく、そこで暮らせるよう援助していきたいですよね。 ひとりひとりのQOLを大切にした介護!!それは諦めなければできるはずです。しかしそれは施設の考え方、働いている人たちの考え方、によります。私もいくつか施設を知っていますが、中には、質問者さんがみたように介護する側が偉くなり、利用者は立場が弱くまるで刑務所のようなところもあります。だから、今の気持ちを忘れず、希望をもって介護しになってください。忙しい実務に追われるとだんだん自分本位の考えになってしまいがちです。QOLを高める介護!それはあなた次第だとおもいます。  そうはいっても、新人で入っていきなり職場の流れを変えることは大変です。だから就職するならその施設のりサーチを十分にして自分の考えにあったところを選んでください。施設ではなく訪問介護の道もあると思います。                          あと、参考までに、青梅慶友病院について調べてみてください。ここは病院ですが独特の考えかたで、院長が自分の親を安心して入院させられる病院をめざして運営しています。終わりの棲家!とかかげて利用者がすぐれた介護体制のもと暮らせるよう徹底しています。利用料金は少しお高いですが、何百人が予約まちです。  とにかくいろんな道があります。いろんな施設もあります。いろんな考えの人がいます。でもすべてはあなたしだいだとおもいます。頑張ってください。少しでも参考になれば・・・

yutaka-na
質問者

お礼

遅くなってすみません! お返事ありがとうございます。 >そこが人生の最後を過ごす場所となる方もいます。だから、一人一人がなるべく自分らしく、そこで暮らせるよう援助していきたいですよね。 そうですね。入所した方の多くの人は最期を迎える時の家は施設ですよね。 >今の気持ちを忘れず、希望をもって介護しになってください。 ありがとうございます。 職員さんには、夢は捨てなさいって言われていたので少し元気でました。 どれだけの時間がかかっても、仕事の都合で介護するのではなく、利用者さんを一番に考えて、QOLを高める事のできる介護を目指そうと思います。 青梅慶友病院、調べてみます。 ありがとうございました!

その他の回答 (4)

  • sinkyou
  • ベストアンサー率39% (212/531)
回答No.5

ボランティアから介護の世界に入った者です。実習先、就職した施設を経験してきて、yutaka-naさんと同じく、職員都合の業務優先の介護を経験して、理想とのギャップに悩まされました。入所者さんと話していても先輩職員に仕事をしろと言われ、入所者さんが話し込んでごめんなさいと気を遣われているのが、なんとも心苦しく思いました。 入所者さんともっと関わりたい!と言う気持ちから先生に勧められ、グループホームに転職しました。ここでは、出来ることはご自身でなるべくしていただくと言うことで、ADLの向上を目指してリハビリをしたり、車椅子を押しながら入居者さんと買い物にスーパーに行き、購入リストを見ながら、入居者さんと一緒に商品を選んでました。「QOLを向上させるのはその人らしさや、可能性を引き出すことにより、生活の質が広がっていくものだ」と解釈しております。 特養、老健等は人員的にも不足しており、残念ながら、どうしても業務中心になります。 QOLを大切にした介護って、1番大切なのは、「その人のしたい」という気持ちを叶えてあげることだと思います。実際には施設の方針で「出来る範囲で」ということになります。 知的障害者施設の実習ではその人が自立できることを目指した更正施設でした。その日に誰が買い物に行くか決めていていました。財布を渡してご自分でレジで支払いまでするのを見て、社会へ自立した生活が送れるように生活支援する、すごくやりがいある職場だと感じました。長々と書きましたが、参考になればと思います。どうか今のお気持ちを大切にされ、ご活躍されることを心よりお祈りしています。

  • Y_Tammy
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回答No.4

利用者の自由の確保と安全確保って両立が難しいですね。 これから実習や仕事をされる上で、こういった問題には何度もぶつかると思います。その中で自分の気持ちを整理するための考え方、、、になるかどうか分かりませんが、私はこんな風に思うのです。 「今の施設の生活が到達点ではいけない。在宅生活に復帰するための訓練の場なんだ。学校と寮と同じ。だから集団生活に起因する不自由はある程度は我慢する。リハも好きでやるものではない。リハを受けるためにこの施設にいるのだ。」 どうでしょう。現実には施設や病院で最期を迎える方が多いので、施設側の言い訳に聞こえるかも知れませんが、介護保険の考え方ってこんな感じだと思いますよ。問題は、利用者に納得・同意できるだけの説明がなされないことにあると思います。元施設職員である私も説明できなかったし、質問者さんと同じような疑問を抱きながら十数年働いていましたから偉そうなことは言えないのですが。 施設から離れて、在宅ケアに関わるようになってからちょっと頭の切り替えができた感じです。質問者さんの今の感性は大事です。常に疑問を持ち、それを改善の武器にしていきましょう。ただし、周りを説得できるだけの知識と実行力がないと排除されてしまいます。これはどんな職業でも同じですね。 頑張りましょう。お互いに。

yutaka-na
質問者

お礼

遅くなってすみません。 お返事ありがとうございます! やはり両立するのは難しいですよね。 そうですね、集団であるからこそルールはあるものですよね。 十数年、長いですね。 実習先の職員さんも、疑問には思っていたかもしれないですね。 先生が、「何をするにも理由がある」と言っていました。 すべてにおいて説明ができるくらい勉強すること。 原点から理解してこそ「知る」ことになるって。 学校は後一年あるので、その間に学べる事を沢山学びたいと思います。 >常に疑問を持ち、それを改善の武器にしていきましょう。ただし、周りを説得できるだけの知識と実行力がないと排除されてしまいます。 はい。知識も実行力もまだまだ劣っているので、これから頑張って身につけていきたいと思います。 ありがとうございました。お互い、頑張りましょう。

回答No.3

 老健については他の方が回答されていましたので違う施設を。  私は、リハビリの為に入院し改善し退院しました。 そこは、医師・看護師・介護福祉士・社会福祉士・理学、作業、言語療法士がいる本格的なリハビリだけの病院でした。  入院患者の原因の構成は、交通事故(整形)や脳血管性疾患(脳梗塞など)による身体の麻痺・障害がある患者さんで、後者が大半でした。 (私は後者。脳挫傷、四肢に麻痺なし、記名力障害のみ) そこではQOLの向上の為に「今」を頑張るという感じです。 「今」はリハビリです。 >施設では、食事、入浴、消灯など時間が決まっていて、レクなども強制参加でした。  食事・入浴・消灯の時間が同じなのはしょうがないと思います。 リハビリがメインの病院であれ、他の施設でもそうですが、食事を3食規則正しく摂ることで消化器系のリズムは良くなります。他の2つも同じではないでしょうか。健常者と呼ばれる人達が規則正しい生活を送ると更に病院食を摂ると、生活習慣病など多くの疾患が予防可能になります。 つまり、時間が決まっている事は、利用者さんや入院患者さんの健康維持や病状維持の為で、それはQOL向上につながるものと考えます。  しかし、レクを強制はいかがなものかと思います。 私がいた病院は、レク担当の人が患者さんに声をかけ気が乗らないなどの理由がある時は、不参加でも良かったです。  また、患者さんの障害の状態によっては見守りはありました。 足に麻痺・障害がある患者さんは、転倒による骨折などが考えられます。 実際、退院されて行った患者さんで一週間で再入院した方がいらっしゃいました。 道を歩いていて転倒、大腿骨骨折。 これが、もし入院中で見守りがない状態で起きた場合はQOLの低下になると思えませんか?    私がいた病院もそうですが、患者さんに対する看護師・介護福祉士の人数は決まっていますが、足りていないと実感しますよ。 質の高い介護というのは、看護師・介護福祉士の人数もそうですが優しさと心のゆとりがないと出来ないと思います。 利用者さんの意思を全てを尊重することが、必ずしもQOL向上につながる訳でもなく、時には意思尊重よりも安全確保がQOL向上につながると考えます。 半分位は、入院中に付き合い始めた介護福祉士の彼女と話しをした内容で、残りは、精神保健福祉士取得を目指して勉強中の私の考えです。 参考ですが、精神疾患では三重県立こころの医療センターは、院長の考えでフラットなチーム医療で職種に拘らず、やる気のある人がリーダーシップをとれる体制になっています。私はこちらの体制は良いと思いっています。 yutaka-naさんの様に改善したけど、新人だからという理由で難しいという事でもない様ですよ。 色々な施設があります。 QOL向上は介護福祉士を含めた医療者側の一人一人にかかっています。 アンテナを広げて、ぜひ頑張って下さい。

yutaka-na
質問者

お礼

遅くなってすみません。 お返事ありがとうございます! 規則正しい生活を送ることは必要なんですね。 転倒して骨折してしまっては、それこそ出来る事が限られてしまいますね。 QOLの低下になると思います。 安全の確保に努めながらも利用者さんの意思も尊重できるような介護が出来たらいいな、と思います。 こころの医療センターのような体制は良いですね。 もっと多くの施設に目を向けようと思います。 ありがとうございました!

  • okanemoti
  • ベストアンサー率19% (12/63)
回答No.2

生命や安全を最優先させること。 これは介護職ならば当然のことだと思います。 利用者の意思を尊重して、危険な行為を黙認することは、専門職とは言えません。 >それを聞いて悲しくなりました。 お気持ちはわかりますが、悲しくなって終わりならば、チームワークを大切とする仕事は無理です・・・と思います。 現場の職員さんに、もっと突っ込んで聞いてください。そして、話し合ってください。 (人権無視を感じながらアクションを起こさないことはどうでしょう?) 貴方の様に素直な視線で客観的に物事を見る力を持った人と、現場の職員が話し合えば、きっと、安全が確保されて利用者の気持ちも尊重される方法が見つかるはずです。 一方的な見方だけで決め付けてはいけない、実習先で疑問があったら徹底的に聞きなさいって、予め実習校で教えてくれたらいいのにね。 そういう積み重ねにより質の高いケアが実践できるのだと思います。

yutaka-na
質問者

お礼

遅くなってすみません。 お返事ありがとうございます。 そうですね。危険な行為を黙認してはいけないですよね。 だからといって、利用者さん自身の意思で何も出来ないような介護はQOLの向上にはならないのではないかと思います。 また6月に第二段階の実習があります。 その時には、疑問に感じたことを職員さんに聞いてみようと思います。 実習生という立場で、聞き入ってもいいものか不安になっていました。 ありがとうございました。

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