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赤穂浪士事件
赤穂浪士事件について興味を持っていて、大石率いる赤穂浪士の仇討ちは正当であったか否かという文献を探しています。葉隠の作者、山本常朝をはじめとする、正当ではなかったという意見の専門家が多いようです。それらの資料を読み感嘆しましたが、正当であったという文献を読んでみたくなりました。 仇討ちは正当であったという文献がありましたら教えて下さい。 また、三島由紀夫は忠臣蔵の脚本を書いていましたが、赤穂浪士の仇討ちを賛美していたのでしょうか?三島由紀夫の本で赤穂浪士について述べているものがありましたら教えて下さい。
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確かに興味深い設問ですね。 赤穂浪士の仇討ちそのものを正当化する論説を公表するには、復讐の連鎖を阻止する代案を示さない限り不可能なのでしょう。 歴史に「もしも」は禁句でしょうが、正当化の論陣を張るには、「もしも」仇討ちに失敗してたとしても正当化できるのか。 さらには、「仇討ち」が赤穂浪士にとってベストの選択だったのか、という難問もあります。 少なくとも、そこらへんをクリアしておかないと、「国家の裁判権は私人に譲れない」とあっさり一蹴されそうです。 明治末年に、福本日南というひとが「元禄快挙録」(岩波文庫 /上中下)という赤穂浪士礼賛の書を出したそうです。 ↓ http://www.ncbank.co.jp/chiiki_shakaikoken/furusato_rekishi/hakata/070/01.html >福本日南 今では「国粋主義者」というレッテルを貼られてるようですけど、読んでないのでコメントは控えます。
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- hikarimon
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古書になりますが、最も事件の真相に迫っているのは八切止夫氏の著作です。「よくぞ書いてくれた」と浅野家末裔によって絶賛されたそうなので、信憑性もかなり高いようです。 「大石内蔵介」「浅野内匠頭」などがありますので、ぜひ読んで見てください。
お礼
有り難うございます。是非読ませて頂きます。
- PunPiPon
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海音寺潮五郎著:赤穂義士 海音寺潮五郎は「武将列伝」などが有名ですが、この「赤穂義士」も隠れた名著だと思います。 これを読めば「赤穂浪士」ではなく「赤穂義士」と呼ぶ理由がわかるでしょう。
お礼
ご回答有り難うございます。海音寺潮五郎著:赤穂義士、注文しました。「赤穂義士」と呼ぶという観点気づきませんでしたね。。勉強になります。有り難うございました。
「正当な」仇討ちとは何か、という点はあいまいです。 江戸時代の仇討ちは、目上の仇のみとか、藩主から許可証をもらって云々、 とかいうようなある意味法的手続きがきちんとあるものなので、 手続きができていない以上、そういった意味では、 賛美、擁護、礼賛する文献があっても 正当と述べてはないのではないかと思います。
補足
貴重なアドバイス有り難うございます。おっしゃる通り、正当という言葉は曖昧でした。賛美、擁護、礼賛 という方が適切ですね。 「赤穂浪士事件の仇討ちを、賛美、擁護、礼賛する文献がありましたら教えて下さい。」
- tanuki4u
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赤穂義人録 / 室鳩巣 著 これが擁護論のようです
お礼
有り難うございます。早速調べさせていただきましたが、どうやら早稲田大学の図書館に保管されているそうです。できれば、入手できるものをありましたら助かります。
お礼
有り難うございます。早速調べさせて頂きます。