わたしにおすすめするあらゆる本をどうか教えてくださ
わたしにおすすめするあらゆる本をどうか教えてください。お願いします。
私は大学二年20歳の男です。理系の学科で学んでいます。
なぜこのような質問をしようと思ったのかというと先日「哲学の誤読」(入不二基義著、ちくま新書出版)という本にであったからです。その本の
内容は大学の入学試験に出題された哲学に関する設問文をたった4つだけ取り上げ、その一文一文について綿密に説明しつくすというものです。この本を読んでいてとても楽しかった?のです。なぜなら普段本を読んで、こんなにも長くジーっと同じページに時間をかけ考えて、そして自分を押し殺し押し殺し、ただ著者の意見を理解しようと他人の意見に耳を傾けたことなんてなかったからです。いくら本を読んでもそこから何も学ぶ能力も努力もなく、ただ右から左にぬけていっている虚無感?のようなものを感じていた私がこの本にはなにか得たものがあると確信したのです。正直哲学がとても難しいということがありこの本を理解できたかといえば全っっっっくそうではないのですが、自分を押し殺しただ他人の言葉に耳を傾け、自分と考える物事との距離をとり客観的に考える訓練に非常になったと感じました。
ではこの本が他と何が違うかというと、まず数十分設問の問題を解くという作業をするということです。その自分が考えたという作業をすると私の出した答えが間違いなのか正しいのか大変な興味が生まれ、もし間違いならどうにか正しい答えを理解しようと努め、その後の著者の説明によって自身の間違えを修正できたと思います。
それだけでは先ほど申し上げた楽しかった?と感じる必要条件にしかならないのですが、この本の他と違う最大の特徴はもう一つあります。それは一つの短い設問文の説明に何十ページも割いているところです。設問文のいちぶんいちぶんを綿密に、綿密に追っていき、「設問文の」著者(この本の著者ではなく)が本当に考えていることと、私の理解したと錯覚しているその考えとのずれをとにかくしつこく追求しているのです。この二点から先ほど申し上げたようにとてもためになった!!!と感じたのです。
そこでですが皆さんに質問です。ある文章や考えについて綿密に説明した本を知りませんか?ジャンルはもちろん問いません(私が先ほど挙げた本は哲学でしたが大学の授業で哲学なんてものはありませんし、ただ上記の二点を満たしていた本のジャンルがたまたま哲学だっただけです)また、今のところ私には哲学は難しすぎると感じました。なのでできればただ他人の意見に耳を傾ける訓練になるだけでなく、かつその本を理解できるもう少し簡単な事について書いてある本のほうがいいです。しかし哲学の本でもいいですよ。また、中学生が読むような簡単すぎるんじゃないかという本でも大大歓迎です。あなたの知っているあらゆる本を全部教えてください。
お礼
ありがとうございます(*^_^*) 自分では見つけだせない本ばかりだったので、 ご紹介頂けてとても嬉しいです!!