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屋根を寄棟にするか切妻にするか
皆様お知恵をお貸しください。 今注文住宅を見積もりしてもらっているのですが、屋根の形状?で悩んでいます。 人生の先輩である父(家を2軒立ててます)は「屋根は断然寄棟だろう、耐久性がいいから」と言いますが 業者さんは「切妻の方が長い目で見た場合いいと思う(耐久性などで)」とおっしゃいます。 それを父に相談したところ「コストを考えてじゃないだろうか?お前の家だから好きにしていいが私(父)は寄棟にした方がいいと思うよ」との事。 正直屋根まで考えたことがなかったのでほぼ知識が皆無の状態です。 皆様はこの質問についてどうお考えでしょうか?率直なご意見をいただければと存じます、よろしくお願いします。
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>それを父に相談したところ「コストを考えてじゃないだろうか?お前の家だから好きにしていいが私(父)は寄棟にした方がいいと思うよ」との事。 ↑正しいですよ!! コストを考えたら、切妻です。部材が、少なく手間も掛からないので。 屋根材に、ついての記載がありませんしパネル・2×4or木造軸組工法(木造在来工法)か判りませんが・・・・・ 木造軸組工法を前提で言いますと瓦屋根なら、切妻の方がメンテナンスも耐久性も切妻です。(谷が無いので) ガルバニウム等の金属屋根でしたら、メンテナンスは一緒ですが将来塗装する時は、切妻より寄棟の方が屋根面積が広いので費用が掛かります。 No.1・3さんも言っていますが、風の強い所や相対的な耐久性や地震の面で言いますと寄棟が断然上です。 それは、何故かと言いますと屋根が取り合う45度の所に隅木という部材が取り付きますので簡単に言うと筋交いの役割をして外力に強くなります。そこへ妻側に屋根がありますから、この面で外力を受けますから風や地震に寄棟は強いのです。 予算が、許せば↓のアドどうり4寸(120×120)以上の部材を使えば耐久性や外力の強さがUPします。 2階の暑さ対策で言えば、屋根裏の風通しが良い切妻でしょう。 寄棟の場合は、絶対棟換気にして下さい。 風が、良く通ります。 切妻・寄棟を問わず棟木は、4寸以上の部材にすれば耐久性はUPします。 私の家は、真壁和風の銅板屋根ですが切妻と違った外観で満足しています。 ただ築25年で、棟換気というのは雨仕舞に良くない!!という時代でしたので、棟換気なら夏の2階は今より更に涼しいじゃないか!?と毎年思います。
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- phtvltc
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すでに他の方が書かれていますので、補足程度ですが。 特に太陽光発電を載せるご予定が無ければお好みで良いと思います。ですが載せる可能性がおありでしたら、既に他の方がご指摘の通り「なるべく南向きの、単純な形の切妻」がおすすめです。 複雑な形状にしたり出窓をつけたりすると影が落ちて発電量が減ることがありますので、要注意です。 下記のようなメーカーの紹介ページが参考になるかも知れません。 http://www.kyocera.co.jp/solar/select/case.html http://www.sharp.co.jp/sunvista/product/ このほか高性能な三洋のHIT太陽電池など、寄棟用の製品がそもそも無いケースもあります。 ご参考まで。
お礼
ご回答ありがとうございます、太陽光発電のことも加味して検討しないといけないのですね。 一度建てるとそうおいそれとは変更できませんからその観点からいくと非常に参考になるファクターでした。 目から鱗です、参考にさせていただきます。 貴重なお時間を割いてご回答いただきありがとうございました。
- yukiyuki30
- ベストアンサー率33% (6/18)
他の方とは違う視点なのですが、 将来的に太陽光発電を乗せる予定とかってあったりしますか? うちは元々乗せる予定だったので、屋根の形状を切妻にし、方向も南に向け、瓦の色もシルバー(パネルの色とほぼ同色で目立ちにくい)、雨水の流れやすい(?)瓦の形状(瓦の表面の形状にも色々あります)を選びました。 寄棟ですとパネルの乗る範囲が決まってしまう為、乗せたりする際にパネル数が制限されてしまったりします。 家の周辺のお家をぐるっと見たとき、切妻の家で屋根の向きも一定じゃないのに気付いたことがあります(古いお家だったのかもしれませんが・・) コスト的には確かに切妻の方が安いようです。 私も家を建てた際に屋根の事を全然知らなかったので、もし参考になれば嬉しいです。
お礼
ご回答ありがとうございます♪ 太陽光発電は正直最初一緒につけてしまおうかと思っておったのですが予算と家族構成(しばらくは2人で子供が増えていくと思われます)を考えて見送りました。 ですから将来的に載せる可能性も考えておりますのでその観点からも参考になる点ですね♪ >私も家を建てた際に屋根の事を全然知らなかったので、もし参考になれば嬉しいです。 先輩としてアドバイスを頂いてとても心強いです、貴重なお時間を割いていただきありがとうございます。 参考にさせていただきます♪
- jg0nww
- ベストアンサー率24% (67/269)
再びNo.4です。 >規制等はないのですが、建築士さんがおっしゃるには「寄棟にするとちょっとデザインがしにくい」とのことでした(それも切妻をお勧めしてらっしゃる理由の一つです) ↑にチョット気になったので補足します。 ↓の様な構造なら、瓦屋根でも谷が無いので寄棟・切妻でもメンテナンス・耐久性にあまり変わりありません。 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%95%E3%82%A1%E3%82%A4%E3%83%AB:Hip_roof.jpg http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%95%E3%82%A1%E3%82%A4%E3%83%AB:Gable_roof.jpg 切妻でも、↓の様な谷を作る瓦屋根なら谷が長い間に雨仕舞の弱点になります。 http://www.yane.or.jp/zpgm/mzpg01_027.jpg http://www.yane.or.jp/zpgm/mzpg01_024.jpg 寄棟でも、同様です。↓ http://www.yane.or.jp/zpgm/mzpg02_020.jpg 参考↓ http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%88%87%E5%A6%BB%E9%80%A0 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%88%87%E5%A6%BB%E5%B1%8B%E6%A0%B9 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%AF%84%E6%A3%9F%E9%80%A0 因みに、私の家は寄棟です。 どちらも一長一短ありますから、あなたの家の予算や構造・間取り・建物の形を検討して良く話し合って決めて下さい。
お礼
重ね重ねありがとうございます。 熟読して検討したいと思います、詳しい解説ありがとうございます。 正直今は寄棟7割くらいの気持ちになっております。
耐久性では切妻です。風が強い地域なら寄棟がいい。 あとは見た目好みの問題です。 うちは寄棟ですが次回は切妻がいいな。
お礼
ご回答ありがとうございます、勉強になります。 山を造成した新興住宅地なので(少し高い所にある)風が強いことが懸念されます、なので寄棟なのかな・・・とも思いました。 あまり見た目は重視しておりませんで(そうそう変なデザインにもならないと思いますし)地味だけどもメンテナンス性と耐久性を両立させたいと思っております。 貴重なお時間を割いていただいてありがとうございました、参考にさせていただきます。
- nonbay39
- ベストアンサー率20% (759/3623)
メンテ重視ならば切り妻でしょう。小屋根も大きくなりますし、単純な屋根形状です。 北側斜線規制などのことがあるならば寄せ棟でしょう。
お礼
規制等はないのですが、建築士さんがおっしゃるには「寄棟にするとちょっとデザインがしにくい」とのことでした(それも切妻をお勧めしてらっしゃる理由の一つです) 耐久性とメンテナンス性を両立したものを求めておりますので皆様のご意見を参考にしてパートナーと二人で決めたいと思います。 お時間を割いていただきご回答いただいてありがとうございました、参考にさせていただきます。
- booboox
- ベストアンサー率32% (176/538)
デザイン的な意味ですと、好き好きではないでしょうか?木造在来工法で、屋根の重さやバランスで、家を持たせる感じですと、お父様がおっしゃるように、寄棟でしょうが、現代の乾式工法や、2×4なんかですと、屋根は、飾りのようなものですので、ヤクモノの少ない切妻の方が、メンテナンスが良いのかもしれません。コスト的には、切妻の方が安いでしょうね。軒の出とか、棟の高さ、屋根の重さに合った柱や基礎を考え、在来工法重視ですと、寄棟でしょう。 屋根のデザインだけお話しても、結論は、出ないでしょうから、全体的に評価するべきでしょうね。 寄棟にされるなら、その屋根に合った工法でないと、良さは出ないでしょうね。小屋組みからして、違ってきますので、、、
お礼
ありがとうございます、勉強になります 総合的な意味合いで考えないといけないのですね。 皆様のご意見を踏まえて自分とパートナーで決めたいと思います。 お時間割いていただいてお答えいただきありがとうございました、感謝します。
お礼
とてもご丁寧なご回答ありがとうございます、完全な木造です(2×4やパネルではありません) 屋根は瓦ではなくスレート瓦でやろうと思っております。 将来塗装を・・・などは考えておりませんのでその点は気にしないでよさそうですね。 >それは、何故かと言いますと屋根が取り合う45度の所に隅木という部材が取り付きますので簡単に言うと筋交いの役割をして外力に強くなります。そこへ妻側に屋根がありますから、この面で外力を受けますから風や地震に寄棟は強いのです。 予算が、許せば↓のアドどうり4寸(120×120)以上の部材を使えば耐久性や外力の強さがUPします。 ありがとうございます♪そういった詳しい回答は大変助かります♪ >寄棟の場合は、絶対棟換気にして下さい。 風が、良く通ります。 そういったことは非常に気になるところですので参考になります♪ 他の方もおっしゃってますが4寸以上の部材が大切のようですね、ありがとうございます。 貴重なお時間を割いていただいてとても丁寧なご回答を頂きありがとうございます、参考にさせていただきます。