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位置異性体について(画像解像度を上げました)
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noname#116453
回答No.1
ホウ素がつくことを述べておられますが、元を正せば、Niが付加した段階で位置選択性が決まっていますね。ということは2とNiの付加の際の位置選択性が問題になります。 一般論として、遷移金属触媒によるcarbometalationやhydrometalationの場合には、炭素や水素が立体障害の少ない側に付加する傾向があるように思います。つまり、付加のタイミングとして、炭素や水素の付加が先行するために、それらが立体障害の少ない側につくと思われます。 ただし、常にそうなるという訳ではないとは思います。
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noname#116453
回答No.2
厳密にどういう順序で、あるいはどういうタイミングで起こっているかまではわかりませんが、電子の流れ、あるいは考え方の順序としてはそういう理解でよいと思います。
質問者
お礼
有難うございました。またよろしくお願いします。
お礼
返信ありがとうございます。 中間体6の形成が位置選択性を左右しているということですよね。 中間体6の形成ですが、次のような解釈であっているか確認お願いします。 まず、アルキン1とエノン2がNiに配位する。 アルキン1のπ電子がエノン2のβ位の炭素に攻撃し、エノン2の炭素-炭素二重結合のπ電子がNiを攻撃し、Niの非共有電子対がアルキン1を攻撃して中間体6を得る。 ここで、アルキン1のπ電子がエノン2のα位かβ位を攻撃する可能性がありますが、立体的に込み合っていないエノン2のβ位の炭素を攻撃することで、位置選択的に生成物が得られるといことでしょうか。