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ラマン測定について
ラマンの結果が載っている論文に、ν1,ν2,・・・などの記号がありますが、どういう意味でしょうか?また、あるピークには、ν1+ν5というものがあったのですが、どういう意味でしょうか?
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対称性などの順に、基準振動に番号を振ってあります。 ν1+ν5は、ν1振動とν5振動の結合音(二つの振動が重なった振動の仕方をする)です。 いい参考文献を知っていたのですが…20年以上前の事なので忘れてしまいました、ごめんなさい。
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- nananotanu
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>任意で振っていっていいのですか?それとも、順番がありますか? νの横の番号(添え字)の事ですよね? 規則がちゃんとありますよ。大まかに言って、振動数の順につける流儀と、対称性ごとのグループにわけ、対称性の高いものから順に番号を振る(同じ対称性の中では振動数順)流儀があります。後者の方が一般的かな、今は(全対称伸縮振動がν1となる)。 この番号の振り方が載っているのが、まさに私がうろ覚えの文献なのですが・・・・大学の方でしたら図書館で探してみてください(名前があやふやでごめんなさい) 赤外線吸収とラマン散乱(B6ぐらいのちっちゃい本です:ハードカバー) 上記ほどきっちり番号付けについては書いてないが、確か岩波の絶版になった「光と分子」にも有ったような??? ※思わず、「参考意見」にしちゃいました(笑)
お礼
ありがとうございました。 久しぶりに的確な回答をしてくださる方に出会いました。 参考文献も見てきます。 ほんとうにありがとうございました!
- nananotanu
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> 一つ疑問に思ったのですが、例えば、ν1が100cm-1で、ν5が200cm-1の場合、ν1+ν5は単純に300cm-1に はい。実はそこまで回答を書こうとも思っていたのですが、まさにその通りです。相互作用で多少ずれることもありますが。
お礼
回答ありがとうございます! 何度もすみません、先程は思いつかなかったのですが、もうひとつ、ご存知でしたら教えてください。 ν1やν2などは、重ね合わさっているモードを除いては、任意で振っていっていいのですか?それとも、順番がありますか?
お礼
回答ありがとうございます。 一つ疑問に思ったのですが、例えば、ν1が100cm-1で、ν5が200cm-1の場合、ν1+ν5は単純に300cm-1にピークが現れるんですか?