※ ChatGPTを利用し、要約された質問です(原文:受精後の発生について)
人の受精から発生段階について
人の受精から発生段階についてお訊ねします。
受精後、器官として最も最初に完成される部分はどのあたりでしょうか?
「完成」を言い換えると発生としての成長?が完了すると言うか、そもそも成長と発生とはホルモンとしても別物であると考えております。
このあたり詳しくないので、おバカな事を言っているかも知れませんがご容赦ください。
私の想像としては、おそらく延髄かもしくはその前部あたりが最も最初になるのではないかと(感覚的に)思っております。
無頭症というものを聞いた事がありますが、おそらく脳の原始的な部分がなければ胎児として育たないと思われます。
そのため、ある程度早い段階で脳の原始的な部部は機能し始めると思いますが、ただ、脳の原始的な部分が機能し始めるより先に、脳からの分泌物を体に送る器官が必要になるとも考えています。その際、脳から最も近くかつ全身に送りだすための根幹となるのが、先に挙げた部位ではないか?と・・・。
ただ、やはり考察より「感」が先立ってしまっていますが、どうなのでしょう。
もちろん、個別ではなくじんわりと全体ではあるかと思いますが、徒競走と同じでどこが一着なのか気になります。もちろん成長というものではなく発生として。
お礼
素晴らしい回答をありがとうございます。 丁寧かつ分かりやすく、しかも画像まで付けて頂いて感激です。 なるほど、心臓ですか。聞いて当たり前のようにも思いますが、心臓とはある意味感慨深いものもあります。 自我?のようなものが芽生えて自分と周囲を区別できるようになった時、人に自分とは体のどこにあるか?と尋ねられて、大半の人間が心臓か頭を指差すと思います。ふと・・・、当然ながらそれは日常の経験的な比喩としてその部位に特別な意味を感じているのだと思いますが、胎児が一体どこに自身を投影するのか?なんて考えると面白いですね。もちろんそのような概念なんて持ち合わせていないと考えるのが一般的でしょうけど、胎児の記憶が残っている人(迷信なのかなぁ)がどこに自分を見ていたのか物理で言うところの質点みたいなものもあるかもって考えちゃいますねぇ。 すみません。蛇足が過ぎました。 初期胎芽という時期からどの組織へ分化するか決まっているのは、驚きでした。 お教え頂いた【外胚葉】【中胚葉】【内胚葉】から、三胚葉の形成という言葉を見つけましたが、定義としてではなく実際にそのような細胞群として分かれているのですね。 実のところもっと曖昧か、もしくはそれぞれ等価な状態で組織が出来上がると思っていましたが、かなり早い時期からグループ分けされているのは非常に面白い事だと思います。文学的な位置描写をするなら、まるで『うずくまった人』のような感じですね。まあ、簡単な図を見ただけなので・・・なんとも大雑把な見方ですが。 組織のそれぞれの機能として三胚葉というものは理に適っているようにも感じますが、それは、それぞれの「機能」ごとに体のどこに配置されているのか?さらに「機能」という一見人間的な概念が生体を構成する上で「自然」の側からも(当然ながら)重要である事が伺えます。ひょっとしたら、発生段階なら葉の交換も容易なんじゃ?とか不謹慎な事も考えますね。 非常に有意義な情報をありがとうございました。