こんばんは。
山は山の形をしていますよね。
もしも山が液体でできているとしたら、どうなりますか?
崩れて平らになりますよね。
では、月に、とんでもなく大きな山や、とんでえもなく大きな谷があって、
球形ではない、見るも無残な形だったとしましょう。
ここで、月が液体だったらどうでしょう?
すぐに崩れて、山もなく谷もない、どこも真っ平らな形になります。
真っ平らな形になるのは、真っ直ぐ下に重力の源があるからです。
(本当は、「重力の源」ではなく重心ですが)
するとどうでしょう。
液体の山や谷が全部平らになると、360度方向全部平らになります。
それは何かと言えば、球形ですよね。
月は(地球もですが)、高温で液体の時代があったのです。
もともと平らなものが冷えて固まったので、球形のままになっています。
太陽は液体どころか気体で、今現在も気体です。
気体でも液体と同じようなことが起こりますから太陽は球形です。
一言で言えば、
・重力は360度方向全部に平等に働く。
・高いところ、低いところがあるよりも、真っ平らのほうが安定。
ということです。
なお、
わかりやすくするため「360度方向」という言葉を使いましたが、
立体ですので本当は「4π方向」と言います。
以上、ご参考になりましたら幸いです。
お礼
ありがとうございました。 わかりやすい例で、理解できました。