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低相対圧でのケルビン半径について

ケルビン半径は毛細管凝縮理論よりなると思うのですが、低相対圧(水分吸着)のように表面に吸着している単分子状態では、細孔内は凝縮前だと考えられるのですが、このような状態の相対圧(RH5~15%等)で、相対圧を代入して算定されたケルビン半径は意味をもつのでしょうか? 今更ながら気になりましたので、できましたらご教示お願いいたします。

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  • c80s3xxx
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回答No.2

> 細孔径分布において、RH30%でもケルビン半径は約0.9nmなので、それ未満(以下)の細孔径における細孔容積はあくまで形式的なものという解釈でよいのでしょうか? >(コンクリートにおいて細孔径0.01~においての細孔径分布のグラフなどもあったため) 細孔径分布を測定する方法はいろいろあります. そもそも,ミクロ孔やウルトラミクロ孔に対しては毛管凝縮というモデルが成立していませんし,コンクリートのような酸化物系の表面は水との化学的相互作用が存在するために,ますます毛管凝縮モデルは使えません.たとえば,ヘリウムや水素吸着による吸着等温線解析を行えば,水よりも小さい領域まで,Kelvin式を適用できます.あるいは,分子篩効果を利用して,大きさの異なる分子の吸着挙動の比較からミクロ孔の解析をすることもできます. いずれにしても,0.1nm 領域の細孔を簡単に評価できるわけはありません.意味もわからずに計算だけした結果が表示されているのではないですか? > マイクロ孔でも、極めて微細なものは、低相対圧でも凝縮に至るという仮定なのかな?とも思いました。 いわゆる micropore filling という現象はあります.これは細孔壁との相互作用によっておこるのが一般的なので,その領域に毛管凝縮の話を持ってくることはまったく無意味です.

koko2349
質問者

お礼

とても勉強になります!いつも本当にありがとうございます。 貴殿の回答の中の単語でわからないものをよく調べてみようと思います。またご指導の方よろしくお願いいたします。

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その他の回答 (1)

  • c80s3xxx
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回答No.1

無意味です.

koko2349
質問者

お礼

解答ありがとうございます。 となると、細孔径分布において、RH30%でもケルビン半径は約0.9nmなので、それ未満(以下)の細孔径における細孔容積はあくまで形式的なものという解釈でよいのでしょうか? (コンクリートにおいて細孔径0.01~においての細孔径分布のグラフなどもあったため) または、マイクロ孔でも、極めて微細なものは、低相対圧でも凝縮に至るという仮定なのかな?とも思いました。 よろしければどなたかご回答よろしくお願いいたします。

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