TLCの展開について
色素化合物(azobenzene,methyl yellow,indophenol,sudanI,sudanII)について
溶媒a)n-ヘキサン:酢酸エチル=1:1
溶媒b)n-ヘキサン:酢酸エチル=5:1
溶媒c)n-ヘキサン:アセトン=10:1
のそれぞれで薄層クロマトグラフィーを行いました。
展開の結果として、溶媒aのときはsudanIIが、溶媒bではsudanIとsudanIIが、溶媒cではindophenolが点のまま展開するのではなく、尾を引くように展開していきました。
展開速度については、それぞれの物質の間の極性の差による相互作用で説明ができると思うのですが、点の上がり方に差がでる理由がよくわかりません。
本には、(1)ロ紙の吸着性があらわれる場合(2)展開過程に単一物質が部分的にほかの物質に変わる場合
というのが書いてあったのですが、ロ紙については今回使用していないのでないと思うんです。
なのでおそらく(2)の場合だとおもうのですが、それぞれの物質がどのように反応して変化したのかがよくわかりません。また、尾を引くように展開した理由が本当に物質の変化によるものだけなのかも定かではありません。
なので、わかる方いたら教えてください。よろしくお願いします。
お礼
外出続きで、お礼が遅くなりました。 溶媒の件、そうですね、SP値でプロットするのは一つの手ですね。膨潤すれば、ですが。 というのもTHF、ヘキサン、酢エチには、全く変化する気配を見せないもので・・・ クロロホルムはやっていませんが、望み薄です(TT)。 酢酸は、本来なら一番可能性は高そうですよね。 でも、あそこまで劣化してしまったものが膨潤するかどうかはかなり疑問ですが。 手元のサンプルは粉状で、しかもごくわずかずつしか採取できないのでDMAは使えるかどうか・・・ がんばってみます。 いろいろ本当にありがとうございました。