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朝顔はなぜ朝咲くのですか?について

「今日のOK!」で紹介された「朝顔はなぜ朝咲くのですか?」(http://okwave.jp/today.php3?start=0&pt=0&date=2009-09-05)について疑問があるのですが。 1.朝顔以外は、どうして朝咲かないのでしょうか? 2.一日中咲いてればいいのではないでしょうか? よろしくお願いします。

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  • yanbaru00
  • ベストアンサー率60% (20/33)
回答No.6

アサガオ類画像データベースと言うサイトがアサガオについて詳しいので、これを元にお答えします。 http://protist.i.hosei.ac.jp/asagao/yoneda_db/J/menu.html >1.朝顔以外は、どうして朝咲かないのでしょうか? >2.一日中咲いてればいいのではないでしょうか? 1.についてはNo.5のお答えにあるように、遠縁の植物ならば「ツユクサ類」があるということですね。「今日のOK!」では夕顔・昼顔だけがアサガオの仲間として比較されていますが、アサガオの仲間(ヒルガオ属またはイポメア属)には約500種類の生物種が含まれるそうです。ですから、全てを調査してみれば、アサガオと同じような時間に咲く花もあるのかもしれません(推定です)。 http://protist.i.hosei.ac.jp/asagao/yoneda_db/J/Ipomoea/index.html (文字化けするときはブラウザの表示エンコードを変えてみてください) 2.についても既にお答えがありますが、別の角度の答えを探してみましょう。 「ティンバーゲンの4つのなぜ」という質問に対する答えの考え方があるそうです。 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%86%E3%82%A3%E3%83%B3%E3%83%90%E3%83%BC%E3%82%B2%E3%83%B3%E3%81%AE4%E3%81%A4%E3%81%AE%E3%81%AA%E3%81%9C 大雑把に言って(1)どうしてそのようなことが必要になったか、(2)そうなった歴史的な過程はどうだったか、(3)何に反応してそのようなことが起きるのか、(4)そうなるまでにその生き物はどのように成長してきたか、…といった切り口で物事を考えてみると言うことだそうです。 では、アサガオが今のような時間に咲くようになった理由を考えて見ましょう。 (1)「いまのアサガオは自家受精できるので花を開花させる必要はないが、昔々昆虫に花粉を運んでもらうことが必要だった時期に身に付いた性質を残している」と考えられます。 (2)「アサガオは奈良・平安時代ごろに中国から日本に輸入されて、人による品種改良が続けられていた。そのときに今の時間帯に咲くアサガオだけが残されてきた。」…もしも突然変異で夜中だけ咲くものや夕方だけ咲くものがでて、それを残すような努力を人がすれば、そういった品種ができたかも知れませんね。また一日以上咲くかどうかというもの同じです。ただ、そういった変化をしたものを「朝顔」と呼び続けるかは疑問ですけど。 http://protist.i.hosei.ac.jp/asagao/yoneda_db/J/species/kozufu.html (3)花の咲き始めの時間は、太陽の光の刺激と夜の暗闇の切り替えに影響を受けて決まっています。しぼんでしまうのは、受粉が終了すればすぐにしぼんでもかまわないので、一日中咲いている必要はありません。 http://www.sc.niigata-u.ac.jp/biologyindex/wada/p21/p21-1-1.html#b (4)の答え方は、花が咲く時間帯の説明には必要ありませんね。 以上、ちょっと変わった考え方で答えてみました。

その他の回答 (5)

  • suiran2
  • ベストアンサー率55% (1516/2748)
回答No.5

花は生殖のための器官ですから子孫を完全に残す必要があります。木本のように寿命が長いものは、自家不和合性(自家不稔性)と呼ばれますが、他の個体との交配でなければ種子を作りません。ですから長い時間、何日も受粉するまで花を咲かせている必要があります。また、その年に子孫を残せなくとも翌年子孫を残せる可能性があります。気長なのですね。 一方、一年生の草本は、その年の花の咲いている期間に受粉して子孫を残す必要があります。しかし、気候等の関係で他家受粉が上手くいかない場合もあります。ですから保険としまして自家不和合性を無くし、自家受粉で種子を付けるようになりました。 特に短時間しか花が咲かない一日花やエンドウのように花が開かない閉鎖花はつぼみの段階で開花前に100%自家受粉し、種子を作ります。つまりもはや花を咲かす意味の無い植物です。このような花はもはや受粉のため咲くわけではなく、ひょっとしたら他家受粉が起こるかもしれないと昔の性質の名残で咲いているものですから、極めて短時間しか咲きません。 アサガオも一日花です。アサガオは朝咲くわけではありません。咲くのは日没後11時間後の夜から明け方で、朝まで枯れずにいるだけです。ツユクサ等もアサガオと同じに夜から午前中頃までしか咲きません。夜咲くもの、朝咲くもの、昼咲くもの、夕方咲くもの等花によって時間は様々ですが、今ご説明しましたように咲くことにもはや意味がないわけですから、咲く時間にも意味はありません。

  • ga111
  • ベストアンサー率26% (247/916)
回答No.4

ご存知かもしれませんが朝咲く花はたくさんあると思います。 自花受粉と他花受粉の割合を厳密にコントロールすることによって、生存に有利になるように進化した、という仮説が可能です。 朝顔の場合は、たまたま、自花受粉が起きる可能性を高くすることで、その長所を利用しているということかと。 >逆に同一の花におしべ・めしべがあることのメリットは何ですか? 1つの花に両方が揃っていても受粉を避ける仕組みがある、という意見が多くあるようで、たしかにそういうものが多くあることは事実です。しかし、そうでないものもまた多くあることも事実です。たとえば私たちが主食にしているイネは、ほぼ100%自家受粉と言っても過言ではありません。また、閉鎖花と言って、花が開かずに自家受粉を行う(つまり100%自家受粉)というものも珍しくありません。 自家受粉のメリットは、他花受粉に比べて高確率で子孫を殖せることにあります。他花受粉では、結局受粉できずに枯れてしまうかもしれません。それでは元も子もないと思う(擬人的な言い回しですが)種類もあるわけで、両性花なら自家受粉も他花受粉も両方可能なわけです。 似た戦略としては、ヤマノイモのムカゴ、株が分かれて殖える(分けつ)、体の一部がちぎれて殖える(挿し木の原理で)というような無性繁殖があります(単細胞生物で言えば、細胞分裂による増殖もそうです)。 生物の生き残り戦略としては、手っ取り早く数を殖しながら、遺伝子のバリエーションも増やして行く、つまり自家受粉や他花受粉、無性繁殖を上手く組み合わせていくのが良い方法です。その戦略(割合)は生物によって異なりますので、色々なタイプの花があるわけです。

参考URL:
http://questionbox.jp.msn.com/qa5076658.html
noname#130596
noname#130596
回答No.3

疑問を全て「運命だ」とすませていたら何も変わりませんよ。

noname#94518
noname#94518
回答No.2

昼顔・夕顔があるのだから その植物の特性で 人間がどうこういうものじゃないと思うけど… 昆虫を呼ぶ説が正しいとすると 昼顔は昼に活動する昆虫 夕顔は夜に活動する昆虫を当てにして咲いているということかな?

回答No.1

  それが朝顔に与えられた運命だから仕方がない。 稲の花も2時間しか咲かないし 竹の花は120年に一度しか咲かない。 みんな運命だ  

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