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デザインは全て論理ではないですか?
美大でデザインを勉強しているものです。 私はデザインは全て論理だと考えているのですが、間違いでしょうか? 例えば、感覚的な表現にも全て心理的効果があり、すべて心理学で分析できてしまいます。私がものを作るときも、いいなとか、面白いと思った感覚の要因を分析し、論理で考え、蓄積していき、そして、他の新しいアイデアと組み合わせデザインすることが多いです。 実はこの間、広告制作会社で働いている先輩に、「周りには、理屈っぽいデザイナーが多くて、何でも論理が正しいと信じ込んでるやつが多いから、感覚的にものを作る自分と合わない。」といっていて、まさにそれは私のことだと思いました。私はそこで初めて、デザインは全て論理ではないのかもしれないと疑うようになりました。 しかし私は感覚でものを作ることができません。多くのクリエイターはどのようにものを作り出すのでしょうか。 デザインは論理から生まれるのではないのですか? ご回答よろしくお願いします。
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質問者が選んだベストアンサー
たびたびNo.5です、何度もすみません。 たまたまジャストタイミングで面白い動画を見つけたので紹介したいな、と(笑) 「とあるiPhoneアプリのデザインが決まるまで(動画)」 http://www.gizmodo.jp/2009/09/iphone_207.html 皆さん、多かれ少なかれ、こんな作業を繰り返しているんじゃないでしょうかねぇ。 この作業の1つ1つを論理的にやっていては、どれだけ時間が掛かるか計りしれません。 ここはひとつ自分の感性を信じて、トライ&エラーでデザインするのもありですよね・・・。 くれぐれも誤解のないように言っておきたいのですが 「論理的に分析してデザインをする」というのは全然アリですよ。 発想するための手段ですから、まったく否定はしていません。 ただ~ >デザインは全て論理ではないですか? と聞かれたら、やっぱり「ない」と言いたい!(笑)
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- hunaskin
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>デザインは全て論理ではないですか? 良いデザインは後付けの解説こそできますが 理論は一部です。すべてではありません。 ※以下「理論」そのものについて >感覚的な表現にも全て心理的効果があり、すべて心理学で分析できてしまいます。 できてしまいません。 当面の解釈ができるだけです。 文学でも音楽でも美術でも心理学や社会学でも、人間の感覚に関わる学問には「定理」や「公理」は存在しません。 「いくつもの観察例からおそらくこう解釈しても差し支えないだろう」 という仮説があるだけです。 あくまで最大公約数的な仮説であって必ず例外が出てきます。
お礼
なるほど。私は心理学を信じ過ぎですね。 考えを改めたほうが良さそうです。 ありがとうございました。
- usaty
- ベストアンサー率41% (248/604)
グラフィックデザイナーです。 デザインは感覚です。センスです。 論理がまったく不必要だとは思いませんが、デザインでをする上で 枠内思考は対敵です。 罫線の位置がわずか何mmかずれただけで、見た印象が変わります。 それは置いてみた感覚で動かします。 ですので、論理ではないと思います。 論理で創れるなら、その論理を勉強し理解さえすれば誰にでも創れることになります。 デザインが全て論理なら、同じ課題で何かを制作したら だれが創っても同じようなものになると思います。 デザインは創作です。 『こうしなければならない』と言う決まりはありません。 もちろん、制作する物の意図に対しての決めごとや最低限の常識的な事はありますが。。。 デザイナーは、大きなキャパシティのアイデアを頭の中にもっていて その使い方(表現方法)を工夫し、伝達するのが仕事です。 知識の一環として論理もあるでしょう。 しかしそれはデザイン制作にあたって全く重要ではありません。 クライアントの求める事を念頭に、イメージしたものを表現する その課程で持っている知識や経験や様々な思考と、想像力でデザインするので もしかして質問者さんの仰る論理的な要素が働いているのかもしれませんが、 少なくとも『論理』とか『分析』などとは考えません。 (気にしていません) それよりも『創意工夫』に全力を注ぎます。
お礼
>>『こうしなければならない』と言う決まりはありません。 もちろん、その通りです。常に新鮮な提案をしたいと考えています。それをするために、その分野においての常識的なデザインを分析して、そうでないものを考えだし論理化してしまいます。 線一本おいてあるだけでも、そこに意味がでてきます。何となくでそのいちには置きません。 様々な意見がありますね。新鮮です。デザイン業界はusaty様のような方が多いのでしょうか?そうなると私は自分が論理主義であることはあまり公表しない方がうまく生きてゆけそうですね。 ありがとうございました。
- draft4
- ベストアンサー率21% (1275/6017)
1+1=10 理論 1+1=12.37 感覚 (^^; パタリロ全巻読みましょう
お礼
パタリロ、興味深いですね。 ありがとうございます。
- xm6766
- ベストアンサー率51% (273/535)
インテリアデザインを20数年やっています。 間違いかどうかはわかりませんが、少なくともデザインが論理だけで 成り立つとは思ったことがありません。 各デザインの分野で、それぞれセオリーや経験上のノウハウ、 成果物が機能性を満たすことやデザインとしての性能、 市場マーケティングなどなど、 デザインする時に影響を与える要因は多いとは思いますが、 それだけでは成り立たない感覚の部分が多分に含まれているものだと思います。 また、そこがやりたくてデザイナーになった、とも言えます。 質問者様の文面にも「面白いと思った感覚の要因を分析し」とありますが、この【面白いと思った感覚】が人それぞれ異なりますよね。 あるいは【美しいと感じる感覚】【好きだと感じる色】などなど、 いくら分析しても1つの答えが出るとは思えません。 例えば、私は秋葉原でモテはやされ、アニメオタクの好むような物を 【良いデザイン、美しいデザイン】と感じ取る感覚を持ち合わせていません。 従って、自分に持ち合わせていない【感覚】をデザインすることはできませんし、論理的に調べ上げて、彼らが好むようなデザインをしようとも思いません。 そんなことをするためにデザイナーになったわけではないので、 この場合はその仕事を断ります。 デザインの場合、アートと違って最終的には営利目的の行為ですから それらの最大公約数を狙ってデザインしたり、マニアックな人を対象に デザインする場合もありますが、いずれも自分が良かれと思ったデザインしか生まれてきません。 論理上は正しいとされるデザインがあるとするなら、 誰でも論理の計算式さえ知っていればデザインできる、 ということにはなりませんか? 極端に言うと、デザインとは「丸か四角か」「赤か青か」「大きいか小さいか」といったことの集合体です。 質問者様はこれらのどちらかを選びながら何かをデザインしていると思いますが、それぞれ論理的に説明できますか? そしてそれが、多くの人に受け入れられ、必ず売れると 論理的に説明できるでしょうか? 私には出来ません(汗)
補足
なるほど!確かに、自分が面白いと思う感覚が、すでに個性になっているのかもしれませんね!こんなに分析が好きといっておきながら、その点には気づきませんでした(汗) それなら、私なりの論理から作りだされるデザインは自然と個性的なものになるということですかね。 デザイナーの個性はビジュアルの統一性ではなく、そういうところからも出てくるのかもしれませんね。 話は少しずれてしまいましたが、ちょうど個性に悩んでいたので、様々な気づきを与えてくれて感謝しています。 しかし私は、感覚でものを作ることということが理解できません。xm6766様は、全て自分好みにデザインをするということでしょうか?それがデザイナーの個性になるのでしょうか? 論理でデザインすると、画一的なデザインにしかならないといわれますが、それは好みで作るのとも同じことがいえませんか? 私は理由がないと色、形、構図、表現を決められません。 もし、売れるデザインをしろ、と言われたら、私はまず売れるデザインと売れないデザインについて自分なりに分析をするでしょう。 こんなデザイナーは、デザインをする意義がありませんか?
- cubetaro
- ベストアンサー率24% (1289/5171)
感覚的なモノだと思いますヨ。 理論だけだと、画一的なモノしか出来なくなると思うので。 感性は、相手(クライアント)によってさまざまで、相手が納得する形に納めるのが仕事かと思います。 ただ、プレゼンとかでは、感覚的に…というのは通用しないので、理屈をくっつけたりはしますネ。
補足
感覚的に作るというのはどうやるのでしょうか?私の決定的に欠落している部分ですね。 ありがとうございました。
- draft4
- ベストアンサー率21% (1275/6017)
>感覚的にものを作る自分と合わない。」といっていて、まさにそれは私のことだと思いました。 感覚的に作るんだったら理論じゃないです。 理論で作るのは、「周りには、理屈っぽいデザイナーが多くて、何でも論理が正しいと信じ込んでるやつが」です 多くのクリエーターは感覚で作ります。
お礼
文章能力に欠けていました。すみません。 私は”論理が正しいと信じ込んでるやつ”です。 感覚でものを作れるのがうらやましいです。 ありがとうございました。
- dogday
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おっしゃるとおり、デザインは理論です。 ただし、作品性、個性は感性です。 他者と共感できる理論の中で、理論を破壊してなお納得させる所に、作品性があるのです。 それがなければ、全ては模倣です。 感覚的にものを作る人間は、理論を考えることなく経験から吸収していて、それを無意識に応用できる。マルチタスク思考。 理論を考えないと創作できない人間は、作品性や個性も考えないと作れない為、系統立てたシングルタスクでの処理しかできないので、模倣を模倣としか処理できません。 シングルタスクから生まれる作品は、「何かと何かを足して割ったような物」ができますが、 マルチタスクから生まれた作品は、「何かと何かのようだが、どれに当てはまらない、別の何か」が生まれます。これが個性。 この違いは、明らかに作業速度に差が出ます。引用がないので手が早い。 考えて仕事する時間なんてないので、仕事に就いたらすぐ身につきます。 勉強で身につくのは知識だけ。知識を掘り返さない能力がプロの仕事です。
補足
なるほど!確かに私は今個性でとても悩んでいます。私は確かにシングルタスク型です。dogday様は、まるでどちらも経験しているような感じをうけますが、それは働き始めたら変わるものなのでしょうか? 私のように、理論からものを作り出す人は、新しい表現はできなくても、新鮮な提案はできるはずです。(と信じたいです。) それとも、そんな考えは早めに捨てて、理論から作り出すデザインのスタイルをかえた方がいいでしょうか? しかし、世の中には佐藤卓さんのような、無個性を個性として成功している人もいます。dogday様の個性についての考えをもっと聞きたいです。理論からデザインする私は、個性を見つけることはできないのでしょうか? というか、全てのデザイナーに個性が必要ですか? お願いします。
そういう考えもアリかも、ですね。 宇宙の動きも天候の変化も地震も喜怒哀楽の感情も「全て物理現象である」との 見方がありますから。 人にウケる・ウケない、感動する・しない... が物理現象だということで。 私はそうかなぁと思いますけどね。
お礼
確かにそうですよね。 ありがとうございました。
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お礼
皆さんが言ってる感覚というのは、こういう作業のことでしたか! 確かにセンスの世界かもしれません。(汗) 感覚で決めなければならないこともあるんですね!やはり次なるステージでした(汗) わざわざ本当にありがとうございました!ここでの経験をいかし、デザインは全てが論理ではないということを念頭に、また新たに論理的に分析していきたいと思います。笑