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ブレない政治

「ブレる」(あるいはブレない)という言葉がありますよね。この言葉、長年僕は「写真を撮るのにブレてピントが合わない」ぐらいの使い道しか知らなかったんですが、ここ数年の間に、何かにつけて、たとえば「考え方がブレてない」「ブレない政治」というふうな使い方をよく目にし、耳にするようになったような気がするんですが、こういう用法って昔からあったんでしょうか?

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  • oro-kamen
  • ベストアンサー率72% (110/152)
回答No.3

確か1980年代は「(議論や考えの)軸がブレている」といってましたよ。 「軸がブレる」は1970年代にプロ野球解説の世界で使ってました。 バットを振るときに軸の先端が横から見て真っ直ぐな軌道を描くようにスイングするとクリーンヒットしますが、手首がふらついてバットの先端がふらふら動くと芯にあたらず凡打になります。 現象としてはカメラの「手振れ」(手首のゆれ→写真のにじみ)と同じです。 例えば内角狙いでスイングしたところに外角の球が来てバットを無理にあわせようとするとそうなります。 つまり 1.最初に方針を決めて(内角狙い) 2.何かを実行した後(スイング) 3.その場しのぎの対応をする(外角あわせ) 事に対して「それじゃあ成功(ヒット)しないぞ」と注意する意味。 期待を背負って打席にたって凡打で終わると悲しいですから。仕事も同じ。 「全員野球」とか、政治を野球にたとえるのは昔の人に多い考えですので。

waiesu1
質問者

お礼

ははあ~…なるほどなるほど、野球からですか。なるほど、そう言われればそのような気もします。僕は野球に全く興味がないので…盲点でした(笑)。 どうもありがとうございました。

その他の回答 (2)

noname#111034
noname#111034
回答No.2

「ぶれる」は,電子辞書『広辞苑』では見出しを与えられており,「振れるからの転か」としながら,「ゆれ動く」「画像がぼける」とされています。いまは日本語として認められているということになります。 たぶん,一昔前は「考え方がふらふらしない」などと言ったと思います。これを短く「ぶれない」と言うようになったんじゃないでしょうか。 なお,「写真を撮るのにブレてピントが合わない」は,厳密には違います。ぶれるとは,被写体やカメラが動いたために画像が二重三重になる(流れる)ことをいいます。ピント(焦点)が合っていても,こうなります。

waiesu1
質問者

お礼

なるほど、ありがとうございました。

回答No.1

いつから使われ始めたかって事は言葉の専門家に任せるとして、かなり昔から「考え方がぶれている」って言っていました。 会議の席なので、「筋が違う。それじゃぁぶれちゃうよ」とか10年位前には言っていた記憶があります。

waiesu1
質問者

お礼

なるほど、そんな昔から使われていたんですか。僕が気付くのが遅かっただけなんですね。ありがとうございます。

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