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なぜ、赤ちゃんやこどもは「乗り物」が好きか
- 赤ちゃんやこどもが「乗り物」が好きな理由
- 乗り物が子どもに与える影響や魅力について
- 鉄道が子どもに人気の理由と関連する要因
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質問者が選んだベストアンサー
鉄道には、乳児や幼児を知的に満足させる要素が多く含まれるからだと思います。 発達心理学によれば、乳児でも以下のような物理的知識を持っていることが明らかになっています。 ・連続性の法則:物体は連続したものとして存在し、連続した道筋を通って移動する。 ・固体性の法則:物体は独自の空間を占め、同じ場所を2つの物体が占めることはない。 ・重力と慣性の法則 実際の鉄道を見学したり、鉄道のおもちゃを手にとりレールに沿って走らせたり、車両同士をぶつけてみたりと自由に遊ぶことによって、これらの法則が検証されると同時にさらに新しい発見をし、より現実的で正確な知識が習得されていくはずです。 また、速い速度で動くものを目で追うことで、視覚的機能にかかわる感覚器や中枢が刺激され、それらの発達が促されます。 さらに、電車には様々な種類が存在し、それぞれ外観、名前、ルート、止まる駅などが異なります。それらを記憶したり、記憶をもとに目の前のものと照合したりする喜びがあります。 子どもは優先的に人間に興味を持っており、親とのかかわりなどを通じ早いうちに人間に関する知識を得ます。「ご飯を食べるから力が出る」という生物学的知識も早くに獲得します。しかし科学的知識を持たない子どもは電気を知らず、無生物である電車が単独で力強く動いている様子に疑問を感じ、興味を覚えます。子どもが人間以外のものを理解するには、人間になぞらえて理解するのが容易な方法であり、電池や電気を「電車のご飯」なのだと理解し受け入れていきます。子どもの興味を喚起し物事への理解を促す目的で、顔を付けて人間に似せた電車(例:トーマス)などがよく利用されます。 子どもは、新鮮な刺激が得られないものには飽きを生じすぐ興味を失います。そしてほかのものに興味を持つようになります。私の親類の子どもたちは皆、長い間鉄道に興味を持ち続けているのですが、きっと鉄道には発達著しい彼らを飽きさせない奥の深いものがあるのだと思います。 刺激とは対象が持っているものかもしれませんが、人が対象の中に見いだすものでもあります。ある人の観方では見えないものが、別の人の観方では見えるということがあるものです。鉄道ファンと仰る質問者さんにとっての鉄道とは、たぶん常に新鮮な刺激を与えてくれる対象なのだと思います。きっとレベルの高い独自の鉄道の観方や楽しみ方をご存じなのではないでしょうか?そして、精神的満足を与えてくれる対象として、心が受け入れているのだと思います。
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- OKWaveGT5
- ベストアンサー率35% (93/262)
全くの思いつきですが 「母胎回帰」はないでしょうか? 泣いている子供にポリ袋をくしゃくしゃにした音を聞かせると 母胎で聞こえる心音に似て安心して泣きやむと聞いたことがあります 同じように乗り物に乗ると母親のお腹で揺られた記憶がシンクロして 充足感が得られるのでは??? あるかもです!
- nisekant
- ベストアンサー率11% (13/112)
回答ではありませんが。 「乗り物」は、自然物ではなく人工物だということを再認識してください。 ということは、開発者の好みによって人工物が産出されます。その人物が男なら、その人工物は、自然と多かれ少なかれ男に好まれる傾向性は高くなります。アイスは、人工物ですが男女性差に顕著な隔たりはありません。乗り物は、「男女性差を決定する根本的な何かに依存する」という持論です。 「私は肉が好き」と言えますが「私は何々だから肉が好き」だとは言えません。