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自称天皇
戦後のどさくさ時に、どこぞの熊沢氏が正統な皇位継承者を主張した自称天皇ですが、私からみればただの調子いい人にしか思えないのですが 主張に少しは正当性が一理とかあったりしますでしょうか。
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主張とか思想とかはあったのかな? たまたま戦後、天皇人間宣言、GHQ支配という時代背景にはまっただけの ことだと思います。 正統かどうかは天皇の皇統というものをどう評価するかによるでしょう。 熊沢氏がその祖先とする自天皇がそもそも正統性があるのかってことでしょう。 単に血筋だけのことなら平氏でも源氏でも天皇の血は引いていますから。 本流と竹田宮家と伏見宮家以外は天皇の血を引いていても正統にはなれない というのがルールですし。 そもそも南朝の正統性というのは明治政府が天皇中心の国家像を描く 過程で後醍醐天皇を持ち上げようとして出てきた理屈であって、そもそも 南北朝というのは両統迭立という皇室内の了解事項を後醍醐天皇が勝手に 反故にしちゃったことが原因なんであって、そこに後で室町幕府内の 派閥争いが絡んできたのでややこしいんですが、北朝は足利氏の 傀儡だから正統じゃないなんてことは決して言えないと思います。
お礼
ご回答ありがとうございます。皇統をどう評価するかですね。南北朝 がらみは分かりませんでして、今後調べていきたいと思います。