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航空自衛隊のCX輸送機問題と防衛戦略失態
- CX計画の今後はどうあるべきでしょうか?
- 航空自衛隊に国防と軍事調達に関するグラウンドデザインがあるのでしょうか?
- CX輸送機の問題は危険であり、もっと情報公開が必要です。
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こんにちは、はじめまして おぉ、そう言えばまだ試験飛行していなかったのですねC-Xって。 まずC-Xに関する質問(質問1)についてなのですが・・・。 一番の目的であるC-1との代替の開始時期(2011年予定)を考えると、「現在の問題点を 迅速かつ確実に解消して、一日でも早く試験飛行が出来るように関係各署が努力する」 って以外に妙案ありますかね? それとも、そもそもの開発計画やその進め方に問題があったので、今後のことも 含めた我が国の航空機開発計画のあり方を見直しましょう、という主旨でしょうか? 次に国防と軍事調達に関するグランドデザイン(質問2)についてですが。 我が国の中長期の国防計画として、国防の基本方針、防衛計画の大綱、中期防衛力 整備計画にて 一応明示されていると思うのですが(但し調達については、それぞれに どこまで言及されているかは詳しくありませんが) グランドデザインとは、それら今までのとはまた異なるものを想定されているのでしょうか?
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- mk57pvls
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No.1で回答したものです、どもです。 > 漠然としていてすいません。 いえいえ、こちらこそぶっきらぼうな回答、失礼いたしました。 そうなんですよね、なんたってもう「時間がない」の一言ですから。 なんせC-1初号機引き渡しからもう38年ですから! 「今日も無事に飛んでくれよ」ってC-1クルーのつぶやきが聞こえてきそうです。はい。 > CX、PXの計画素案はロードマップもなく、過程の見直しのための機関・監視・検証 > 機関がないなど欠陥があるので、情けないと思っています。 いやいやそこまで"アホ"じゃないです空自さん 記録に残っているうち最も古い資料は 文書ファイル名:平成10年度 次期輸送機 運用構想書等審議資料 作成者:防衛庁航空幕僚監部防衛部防衛課C1後継室 作成(取得)時期:1998年4月1日 ってのがあります。 それからほぼ毎年のように似たような資料を作っていた形跡がありますので(笑 一応真面目に検討していたのかな、と・・・。 もっともこれらは基本"内部資料"ですので、情報公開請求してもまず一般人は見ること は出来ないでしょうからあくまでも「想像の範囲」ですが。 あと、計画のチェックについてですが、防衛省のHPの"政策評価"の頁からごくごく 一部ですが、一般人でも評価結果を見ることは出来ます。とは言え身内のこと ですんで、まぁ概ね「よくやりましたはいっ」って内容のようですが。 やはりアメリカのGAOのような"金(会計)"の面から、ネチネチと調べまくる 組織が日本にも必要かもしれないですねぇ、はい。
お礼
>「今日も無事に飛んでくれよ」ってC-1クルーのつぶやきが聞こえてきそうです。はい。 現場は大変、人出不足のようで、東京新聞でも話題になっていました。 日本の国際支援活動・災害支援活動で真っ先に力を発揮する輸送能力部門の能力は高いのが好ましいのは言うまでもありません。耐久年数を超え、ハードスケジュールで運用されているC-1シリーズの今後の活躍をお祈りします、共に、整備・運用関係者の労苦を慮りたいと思っています。 (別に身内に自衛官はいませんが、ロジス部門の軍事が大好きなので) 市ヶ谷調達本部宛てに資料公開請求を幾度かしたことがありますが、守屋氏の事件を前後として音信不通です。以前は、機密性から公開できない旨の定型文返信はあったのですが、残念です。 通年の防衛白書は調達本部を主体にして注視してますが、大きな変化がないというよりも、政治任せ、現状維持、抜本的改革の提案なども盛り込まれていないようです。2002年は多少踏み込んだ部分もありましたが・・・ アメリカのGAOおよび民間軍事シンクタンクが、イデオロギーを排斥して合理性だけ追求して調査しているのに対して、日本は情報公開・シンクタンクとレベルが低くて悲しくなります。 職人労働である国内軍需向け航空産業の健全化するためにも、官民一体化した戦略的計画を立案してほしいです。 現状維持にしても、現状に対するYESマン的な答申ではなく、問題点に関して自己批判して、市民の信頼を勝ち得るような組織になってほしいと思います。 GAO(合衆国会計検査院)の名前が出て少し嬉しく思いましたことは、内緒です・・・・ たびたびの回答ありがとうございます。 重ねてお礼申し上げます。
- makocyan
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>CX計画の今後はどうあるべきでしょうか? →強度不足を早々に改修して、テスト飛行を成功させて、一日も早い実戦配備を実現。 >航空自衛隊に国防と軍事調達に関するグラウンドデザインがあるのでしょうか? →ないわきゃないですが、政府の目指す方向を越えられるものではありません。結果として予算は削られる一方です。F-2の件だって、空自がどんなにがんばったって日本政府やアメリカの意向を無視できるわけはない。思い通りにやったら日本中(特にマスコミ)から総スカン。 グランドデザインがないのは日本政府でしょ。 >ロジスティクスを軽視する古い体質は今のミリヲタにも流れている →別に軽視しているわけじゃ…。強いて言えば、スポーツカーマニアはいてもバスマニアは少ないでしょ、というレベルの話では。
お礼
回答ありがとうございます。 少し慇懃無礼かと思いますが、ご了承ください。個人的が義憤みたいなものが入ると思いますが、お許しください >F-2の件だって、空自がどんなにがんばったって日本政府やアメリカの意向を無視できるわけはない。思い通りにやったら日本中(特にマスコミ)から総スカン。 私がほしいのは、国防現場のしての意見であって、それを国民に広く開示し、意見喚起してほしいのです。そんな過程で国防意識を高める活動になりえます。 最終的には日本国政府の責任ですが、空自自身は行政機能を持った政府なのですから、批判されるのは、当然のことでしょう。 より責任が重いのは、内閣でしょうが、意志決定で現場に近い人の責任ある立場は見えません。 現実、CXの出遅れについて誰も責任を負わない状態は健全とは言えないでしょう。 某幕僚長が政治部分に深く介入して妄言する前に、足元を考えなかった事実からしても、怠慢という評価は不当とは思えません。 スポーツカーマニア、バスマニアという例えは適切なのかもしれませんが、ミリヲタの動静が全体的な軍事を見ていないのは明らかなような気がします。 そのくせ、国防全体を知っているように語る人がいるのは、不愉快というよりも、情けないと思います。あくまでも極端な私見かもしれませんが・・・・ 軽視というよりも、視野にない・・・というのが実際の状況ではないでしょうか? 事実、F-22では反応が多くても、CX、PXでは反応が少ないのが結果的にもこの質問の回答数でも判明すると思います。
お礼
回答ありがとうございます。 質問1の回答は、やっぱり、 、「現在の問題点を 迅速かつ確実に解消して、一日でも早く試験飛行が出来るように関係各署が努力する」 しかないように思います、他に建設的な案がないかな?と思って質問していまして、漠然としていてすいません。 質問2の関しては、 今後のことも おっしゃる通り、今後のことも含めた我が国の航空機開発計画のあり方を見直しましょう、という主旨です。 防衛白書などのある程度の草案はあるようですが、CX、PXの計画素案はロードマップもなく、過程の見直しのための機関・監視・検証機関がないなど欠陥があるので、情けないと思っています。 正直、グランドデザインの意味するのは抜本的防衛計画(調達)の見直し含めて再考察してほしいのが希望です。