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蝉やキリギリスの鳴き声が大きく響くのはどうしてでしょうか
孫から質問され窮しております。 「蝉やキリギリスが鳴いているのを聞き、どのようにして鳴いているの?」と聞かれ、鳴く仕組みについては説明できたのですが、続いての質問で『どうしてこんなに小さい虫なのに、遠く離れた所で鳴き声が聞こえるの?』について答えることができませんでした。 確かに、どうしてこのような大きな音となって遠くまで届くのでしょうか?
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セミの場合は、「オスの腹部には発音する膜があって、それを専用の発音筋で震動させ、共鳴箱のように空洞になっている腹部で音を増幅しています。さらに腹部を伸び縮みさせたり、発音膜の外側にあるフタ(腹弁という)とのすき間を変えることで音の調子を変化させ独特の歌を演奏しています。」ということです。 キリギリスは現在うちで飼っています。 こちらは翅をこすり合わせて鳴くことはご存知だと思いますが、ヤスリの部分が大きいのでこの部分から出す音質そのものが大きく、遠くまで響く音質のようですが… これとは別にスズムシも飼っていますが、こちらは鳴くときに翅を立てて鳴くので、そのときに音が背中に当たってはね返ってきて大きく聴こえるそうです。
お礼
有難うございます。 ご回答頂きました 発音筋を手がかりに更にネットで調べてみました。 それにしても、凄い共鳴の音量ですね。 又、羽をすりあわせ出てくる羽音にも(こちらは共鳴ではないですよね)。 自然が創り上げた仕組みの偉大さに感服致します。