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常磁性の違いの説明。
[Fe(CN)6]^3- も[FeF6]^3- も正八面体構造で、 前者は1個の不対電子による常磁性であるのに、 後者は5個の不対電子による常磁性を示す。 常磁性であるかどうかに、不対電子の数は関係あるのでしょうか? また、不対電子が1個と5個であることが、 常磁性にどのように関係してくるのでしょうか? よろしくお願いします。
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> 常磁性であるかどうかに、不対電子の数は関係あるのでしょうか? 細かい話を始めるとキリがないですけど、基本的には 不対電子がある⇔常磁性 不対電子がない⇔反磁性 と考えていいです。 > また、不対電子が1個と5個であることが、 > 常磁性にどのように関係してくるのでしょうか? 不対電子の数が多いほど、遷移金属錯体の有効磁気モーメントが大きくなります。おおざっぱには、有効磁気モーメントμeffは不対電子数nと μeff/μB=√(n(n+2)) の関係があります(μBはボーア磁子)。
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