日食観測地域が帯状なのは何故ですか?
ある日のび太が言いました。
「日食っておかしいよ!太陽よりずっと小さい月が、どうして太陽の全てを覆い隠すことができるんだ?だから、日食は太陽が◎(中黒丸)という風に見えるはずだ!!」
大きさの差を考えれば、月は部分的にしか太陽を隠せないんじゃないかと。
するとドラえもんは、例によって道具を取り出し、小型スケールの天体を浮かべて説明してくれました、
「月が太陽の光を遮る、この月の影が落ちた地域の中でだけ、日食が見られるんだよ。」
月の影っていっても、地上に暮らす人々にとっては大変広い範囲です。影にすっぽり覆われてしまう地域なら皆既日食、一部かかるだけなら部分日食、かからない地域なら特に変化なし。
以上、実話です。本当にこういうエピソードありました。ふーん、とのび太と一緒に納得した幼い私。ドラえもんって今で言う知育玩具なんだろうな…。
ところで今日の日食。TVで
「皆既日食の見られる地域は…」
この辺、と示された地域が帯状である、ということにびっくりしました。えー、月(円形)の影が落ちる範囲が、なんで帯状?ドラえもんは確か円形の地域を示してたような覚えがあるんだけど!
藤子御大は逝去され、私は大人になり、ドラえもんはもはや答えてくれない。
というわけで、こちらに質問します。
お礼
回答ありがとうございます。 やっぱり月の影でしたか。 気象衛星からの雲の写真、ググって見ました。 それが地球から見るとこう見えるのですね。 当たり前なのかもしれないけど、ちょっと感動しました。