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三倍体のカキにカフェイン?

授業でならったことでわからなかったことがあるので、回答いただけるとありがたいです。 三倍体のカキがここ最近出回っているそうなんですが、、、養殖の際、カフェインにつけて卵割防止をおこなうと習いました。 通常、サイトカラシンBを用いるそうなんですが・・・なぜカキの養殖ではカフェインが用いられるのでしょうか?

質問者が選んだベストアンサー

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  • K38
  • ベストアンサー率60% (17/28)
回答No.2

三倍体の誘発には、サイトカラシンBによる処理や熱ショック、圧力ショックなどの方法があるようですね。 ただ、サイトカラシンBは非常に有毒ですので、  1.使用者側が扱うのに不安  2.消費者側も食べるのに不安 ということが考えられ、代替法としてカフェインでの処理になっているのではないでしょうか? 参照URLの全文から閲覧できるPDFファイルの37ページ目が参考になりそうです。

参考URL:
http://diam-jba.jp/diam/safetybookinfo?document_id=006
sion_0912
質問者

お礼

やはり安価で安全というのが回答にふさわしいようですね。 わかりやすい回答ありがとうございました<(_ _)>

その他の回答 (1)

  • suiran2
  • ベストアンサー率55% (1516/2748)
回答No.1

多くの動植物で三倍体の作出が行われています。その作出法は、温度法(低温、高温)、圧力法(加圧)、化学法(サイトカラシン、カフェイン)がありますが、種によってそれぞれ作出法が異なります。 それぞれ試行錯誤の結果求められた方法です。ニジマスの三倍体を作出した試験場の所員に「なぜ圧力法が最適なのか。」とお聞きして、「簡単だからです。どの種にどの方法が適しているか法則でもあれば苦労が少なくなるのですが…」と言われて恥ずかしい思いをしたことがあります。 一つだけ間違いを指摘しておきます。魚介類の三倍体の作出法は受精後第二極体が放出されますが、この極体放出を抑制して三倍体を作出します。圧力法は文字通り圧力で卵内に極体を押し戻すものですし、化学法は収縮環等の形成を阻害することで極体放出を抑制します。温度法もほぼ同じ機構と思います。しかしながら、その作用機序については詳しくは解っていないのではないかと思います。 カキの場合にも第二極体放出を抑制するものです。また、カキでも上記の方法すべてで三倍体は作出されます。カキの場合にはカフェインの使用が安くて簡単だからなのではないでしょうか。

sion_0912
質問者

お礼

あれからもう少し勉強してみて、やっと三倍体の作出法について理解できました。 水温ショックもカフェインによるのも第二極体を押し戻すものだったんですね。 たくさん書いていただいてありがとうございました!!

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