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初期胚と株化細胞
初期胚の培養と、株化細胞の培養では「培養」の意味が少し違うと聞きました。 意味がよくわからず、色々と調べてみたのですが、結局わかりませんでした…。 わかる方がいらっしゃれば、教えていただけるとありがたいです。 農学系の大学生なので、多少の難しい言葉なら使っていただいても大丈夫…だと思います。 よろしくお願いします。
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説明した人の意図と違うかもしれませんが、初期胚の培養という時は、多細胞生物を初期胚の時期に「個体ごと育てる」意味が一般的ではないでしょうか?胚培養では、多様に分化してゆく(した)細胞(性質の違う細胞)が秩序を保ち、有機的に一個体の構成成分として存在します。 株化細胞の場合、個々の細胞に基本的性質の違いは無く、単純に経代培養しても個々の細胞の性質は均一なまま(それが株化ですから)で、自発的には一個体(成体)にはなりません。 ちなみに、「胚細胞培養」と表現すれば、胚細胞が株化細胞に近い意味合いで使われることになりますし、中間に「組織培養」とか「臓器培養」という言葉もあります。
お礼
回答ありがとうございます! お礼が遅くなってしまい申し訳ありませんでした。 わかりやすい説明をありがとうございました。 培養の具体的な方法ばかりを考えてしまっていたのですが、 そもそもの概念が違うんですね;理解できました!