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おしべの花粉と胚のう母細胞について
めしべには子房がありそのなかには、実になるつまり将来種子になるものが入っているはずです。そしてそのなかにある細胞つまり、胚のう母細胞なのですがこの細胞だけで実を結ぶことは、あるのでしょうか?? ないとすればどのような行為を経ているのですか? おしべの花粉と胚のう母細胞に関連づけて解る方おねがいします・・・
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被子植物の一般的な話としてしますね。 >実になるつまり将来種子になるもの 「胚珠」と理解しておけばOKです。 >胚のう母細胞 これは胚珠(この中に胚のうになるものがあります)が完成する前段階のものです。簡単に説明します。 原基→胚のう母細胞→(減数分裂)→胚のう細胞→(※核分裂)→胚のう この「胚のう」が受粉可能な完成形になります。 ※核分裂 胚のう細胞から胚のうになる過程で3回の核分裂を行ないます。つまり、1つの細胞内に8つの核を作るわけです。この8つの核は、卵細胞(1つ)、助細胞(2つ)、極核(2つ。融合して1つに。)、反足細胞(3つ)という内訳で構成されます。 では、この「胚のう」だけで種子が出来るかですが… 一般的にないとされています。あるとしても、0に近いはずです。 中高生レベルであれば、「ない」と言い切って問題はないはずです。 >ないとすればどのような行為を経ているのですか? いわゆる「受粉」「受精」です。 以下、参考URLとして。 http://www.keirinkan.com/kori/kori_biology/kori_biology_1/contents/bi-1/2-bu/2-1-3.htm